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R‐1グランプリ2022を観た

2022年3月6日、第20代目のチャンピオンが誕生した。


率直な感想は、今年もおもろい!!



去年はリニューアル後初の大会だったため、改善点がたくさん見つかった年だったが、今年はスタッフ陣のとてつもない緊張感と絶対成功させたいという意気込みが感じられ、大会も無事成功したのですごくよかったと思う。

Firstステージで同率2位が3組も出てしまうというハプニングもあったがそれなりにうまく対応できていたと思う。

去年の大会より番組進行がスムーズで純粋にこの賞レースを楽しむことができて嬉しかったし、ネタも全組とても面白かった。


今大会は今までと違い、7組の決勝進出者に、敗者復活戦を勝ち上がった1組の計8組で決勝戦が行われた。

その中で私が一番印象に残っている1組と、
Finalステージに進んだ2組について感想を綴りたいと思う。




まず私が一番印象に残ったのは、
金の国 渡部おにぎり

普段は金の国というコンビで活動している今大会唯一のコンビ芸人。ネタは普段コンビのほうでもネタを書いている、桃沢が担当した。

ジャンルは一人コントで、彼の愛嬌のある人柄にぴったりなメルヘンな設定と、高い演技力が引き立つ舞台設定が見事にマッチしていてとても面白かった。

言葉だけではなく、表情で笑わせられるセンスが天才だなと思った。





そして今年ラストイヤーを準優勝で飾ったZAZY


今年は、フリップを使った去年とは違いモニターを使ったリズムネタ。

ZAZYらしさがとても出ていて面白かったと思う。

去年は「なんそれ!」という言葉を強調したネタで強いインパクトを残したが、今年はネタの完成度の高さと精密さでより”歌ネタ”として強化されたネタを披露した。

1本目も2本目も、ザ・ZAZYを魅せた、ラストイヤー準優勝に相応しいものだったと思う。





そして、
栄えある優勝を飾ったのはお見送り芸人しんいち


圧倒的歌唱力に、圧倒的共感性のある歌ネタでめちゃくちゃ面白かった。

ネタの完成度も高く、いい感じに笑える皮肉の言葉のチョイスが完璧だった。

いろんな意見があると思うけど、優勝に値するものがあったと思う。


優勝後の涙もかっこよかった。





今大会は運営側も、他の賞レースより短い時間の中で去年の反省を活かしできる最大限のエンターテインメントをみせてくれたと思う。また、出演者のレベルも年々上がっていることも今大会が去年より盛り上がった要因ではないだろうか。


来年ももっともっとレベルの上がった
日本一のピン芸を競う大会
が開催されることを期待している。







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