The Myth of the American Sleepover

最近夜が気持ち良いので毎日部屋の窓を開けてると、寒くもなく暑くもなく心地いい気温と香りと音が入ってくる

お昼から映画でも観ようかなあと思いつつ、今日はアメリカンスリープオーバーを観たい気分だったのでこれは夜にゆっくり観るしかないと思って大好きな今の夜にとっておいた

そのためにお昼間に勉強して早めにお風呂入って完璧な準備


原題のように神話

何か特別なことが起こるわけじゃないけどその頃の彼らにとっては特別な夜の話で一つひとつが美しくて観入った

やっぱりここでも出てくるパーティ

アメリカの学生って家でパーティするのほんまによく映画でみるけど羨ましい限り

プールとかお風呂とか水の描写はやっぱ神秘的

そこで触れそうで触れないのとかほんまに良い

青春を一瞬で表してる

いろんな登場人物が出てきたけど全て同じ日の夜のお泊まりの話でどこかしらで繋がってる

一人ひとりの気持ちが一言のセリフとか仕草に現れててなんとも言えん気持ちになった

ロブが「相手に気づかれるくらい相手のこと想ったことある?」って聞かれて「砂浜で見かけた女の子に一目惚れしてバイク乗るの禁止にされるくらいまで追いかけたことある。彼女はほほえんでくれた。」って言ってて相手に応えてもらえてないのに自信持ってそう言ってることに胸が痛くなった

たった一晩の話やけど登場人物の性格とか繊細に描かれててもどかしくもなったし、次の日の朝のシーンで、昨日の一晩で愛に気づけた人とこれからもそのままなんやろうなって人のパターンに分かれてて現実感じた

時間は戻せないってこと