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合唱コンクールの後ちょっと熱くなったよってお話!

どうもみなさんこんばんは。お口の恋人、もっちゃんです。(最近は生徒にキモいと言われることが生きがいです)

今日は学校行事の合唱コンクールでした。

文化祭と同じく盛り上がる全国共通のイベントですよね。

今年は、練習時間もあまり取れず、コンクールではなく、発表会という形で行いました。

賞はありませんでしたが、どの学年も自分たちのクラスのベストを表現しようと一生懸命でした。

本番前に円陣まで組むほど。

これを見て、人生と合唱コンクールは一緒だなと感じました。

がんばってもがんばらなくても合唱コンクールは終わるし、歌う人がいれば自分は歌わなくてもそんなに問題ない。


だから本気で歌わない人もいるのかもしれない。世の中には。


でもここ何年かは本当にみんなが本気で歌っているように感じる。


必ず「なんのために合唱するんですか?」と聞いてくる生徒もいるけど、いろいろ話をするとそういう子が一番頑張る。


もちろん自信がなくて声が小さい子もいるけど、その子はその子でベストを尽くそうとしている。


真剣に歌う姿を見て「それなりにやって終わるのはいやだ。妥協はしたくない!」とみんな心の底では無意識に思っているんだなぁと感じました。


でもその妥協を許しているのも我々教員や周りの大人なのかもしれない。


そういう意味では、うちの学校はみんな妥協せずに取り組ませているので良きですね。(その原動力が、見栄や自己満足でも)


合唱コンクールを妥協しない子はきっと人生も妥協せずに歩める。


人生のイベントも合唱のようなもので、それなりの人たちとそれなりにやればそれなりの結果になる。本気で向き合う人たちと本気で作り上げればそれだけ感動的な結果になる。せっかくやるなら、どんな瞬間もその選択ができれば、素敵な人生になるよなぁ。


合唱を聴きながらそんなことを感じたので、イベント後の燃え尽き症候群をなくすためにも、自分の学級の生徒にそのまんま伝えようとしました。


『みんなが今日、自分のベストを尽くして合唱を頑張った理由は、それぞれあると思うけど、その根っこの根っこは「自分の人生を大事にしたい」っていう思いなんじゃないかな。無意識にみんなが頑張っているからつられて頑張ったという人も、せっかくやるならいい合唱にしたいと思って頑張った人も、根っこは一緒だなって。みんなは将来自分のやりたいことを本気でやる人生を歩むために、今はいろいろと決められた中だけど、その中で自分のやりたいことを本気でやる選択ができている。これはすごいことだ。でも、それは合唱コンクールという楽しい行事だけじゃなく、普段の生活でも実践できたら最高だね。例えば、一つ一つの授業をコンクールだと思って取り組んでみたら、ただ受けるだけだった今までより面白くなるんじゃない?先生をよいしょする人、ボケをかまして先生からツッコミを引き出す人、盛り上がりすぎたら冷静にする人、テストで出るところをさりげなく聴きだす人、みたいにお互いが自分の得意なパートで攻めてさ、この合唱で築いた団結力を授業にも生かしたら、毎回の授業楽しそうじゃない?』


なんでも本気でやるクラスが最高だよね!的な着地点にしようと思ったんですが、ちょっと違う感じになりました。笑


でも、結果子どもたちは『たしかにー!!!めっちゃそれ面白そう!!明日の授業楽しみになってきた〜!!』と、吸収してくれたのでよかったです。


自分で言いながら、その授業の受け方めっちゃ面白そうだし、結果授業に積極的になって、先生も気持ちよく授業できるし、子どもらも楽しいし、で最高じゃんと思いました。


今までも同じようなアプローチはしてきたけど、合唱の後というのもすごく良いタイミングでした。


これからの人はぜひ!!


追伸


合掌コンクールというコンクールを思いついたので、いつかやりたいです。



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