キリがいいからキリがない

日常生活の中でよく耳にする
「キリがいいから〜○○○！」
当然私も使います。

「キリがいいから今月から日記つけようかな！」
「キリがいいから今日からダイエットまじで頑張る」
「キリがいいから今日から節約する！」

あ、これ私が実際に言ったセリフたちです。

言い始めたらキリがないけど、とにかく、すごくこのフレーズを耳にするし言いがちだと思う。

いわば、キリがいいと必殺技のようにも聞こえる。

このセリフと同時に裏に潜んでいるのが

『三日坊主』という強敵である。

これがまた強すぎる。私はこの強敵に勝てた記憶が片手ほどである。

実際に日記はつけ始めて２日ほどで忘れてたし、その後も頑張らなきゃと思って思い出しながら書いてたりしたけど、
頑張らなきゃと思う時点でもうアウトではないのか？
日記をつけることのどこに頑張るポイントがあるのだ、自分。

ダイエットもそう、
節約のために始めた支出ノートだって、
今じゃ本棚の隅っこにいる。

しかし、なんとなく始めた読書やお風呂上がりの冷水での洗顔、化粧する前とお風呂入る前の蒸しタオル。
これが意外と続いているのである。

「よし！○○○するぞ！」よりかは
「○○○してみるかあ〜」ぐらいが何事もベストなのかもしれないね。全てにとは言えないけど。

逆に、キリがいいからとその瞬間だけすごく意気込んではいるものの、そんな気持ちはシャボン玉のように呆気なく消え、忘れ去っていく。

キリがいいと言うだけで何かを始めようとしても意外と続かない、

そしてまた、不意に、キリがいいからと何かを始めてしまうのも人間の性分なのかなあと。

キリがないなあ〜

#エッセイ #ひとりごと #キリ