さまざまな生い茂っている樹木が 風に揺れるたびに喋っている。 草の上にこどもの頃の素直な気持ちで転がり、 見上げると葉っぱの窓から光が差し込む。 私を光で照らしたり、暗闇にしたり。 2023.11.20
感情に取り憑かれるように。 取り憑かれるようにただ生きている。 表現はさまざまで目に見えない何かで、 彩り豊かに点滅して交信している。 漂流していくデジタルな文字や考えは、 いずれ根を張るかもしれない。 ただ何者かに、 うながされるように生きてる訳じゃない。 2023.08.30
浮き沈むように波に揺られて、 思う日焼けした背中の跡は、 いつか淡くなる。 2023.08.23
脈撃つように頭の中に入ってきたもの。 着信音のように聞こえて、 表現できない、掴めないような不思議さだと。 ときどき、黒色でまっすぐな瞳が問う。 でもそれが何処から聞こえてるのか分からない。 目の前が転げる気がする。 私はどこかななめの瞳で、 黒色でまっすぐな瞳が、 まっすぐに聞こえるようになれたら、 良いと思ってる。 2023.8.20
Not punctual. Bad home environment, Depression. I am a person who is not always on time, is depressed, or breaks promises to friends, I'm alone when I don't want to talk to people, and I'm with people when I want to talk to people, I'm a
暖かい湯船の中に潜りこむ。 まだ見ぬ世界を見たように。 2022.12.14
煙は宙を渦巻くように舞っている。 いつか消えてしまう掴めない煙を、 人々の顔が全てを見続けていた。 宙を舞ったものが何処かに辿り着いたらしい。 人々の顔が端を歩いて行った。 今度は人々が浮かんで呼吸をし始め、 煙が渦巻く様に宙に舞っている。 2022.1.?
ずっと前にいるあなたは蝶々。 背後にいる羽がついてない旅人。 灯した蝋燭は夜風に吹かれて消え、 窓辺に座り込んでいる花は、 散らばる。 2022.04.25