バチェロレッテを見ながら結婚相手を見つけた男のバチェロレッテシーズン3の総評
ちょうどバチェロレッテ1の頃、一時期休止していた恋活・婚活を再開しようと思い、男女の思考回路の違いを恋愛の観点から見られる良い題材だと思い福田萌子さん回からバチェラー/バチェロレッテを見始め、バチェロレッテ2の頃に今のヨメと付き合うようになった私が、既婚者の末席の戯言としてバチェロレッテ3について考察していきます。
ネタバレしかないので嫌な方はブラウザバックください。
⋮
⋮
⋮
⋮
⋮
⋮
⋮
⋮
⋮
⋮
⋮
宇宙に魅せられた武井亜樹さん
おそらく亜樹さんは2021年12月に募集が始まって23年2月に発表されたJAXAの宇宙飛行士選抜試験を突破した2人に選ばれなかった方。書類選考通過後に経産省を退職されたというのは十分にあり得るでしょう。
「“宇宙飛行士になる”という同じ目的の人が周囲にいる環境」に長い間いたことになるかと思います。
至上まれにみる引き気味の男性陣
すべて見終わってX/Twitterで完走した感想を眺めて見つけた、男性陣に対する坂東さんの第一声がこちら。
「少しテンション低めですか?」はこれまでのバチェロレッテではあり得なかった発言。流石坂東さん、核心をついていた事でしょう。
また序盤のジーンズニキの「俺を本気にさせて欲しい」右ストレートはしっかりステップでかわされ、中盤のセバスの「あれ一緒にいるのかな」の左フックはボディでもらいつつもダウン取れず。
亜樹さんと男性陣の歩幅が合っていないのを終始感じるだけで話数が重なった印象でした。
Ep7視聴後のローズの発言「誰も好きじゃないんじゃない」に完全同意です。
同意しかねる発言があればすぐに表情に出てしまうし、萎縮してしまう部分はあったでしょう。噂によると予算がだいぶなかったようで期間も短く、好きにさせるような仕掛けが足りなかったのかもしれません。
ファイナルローズを巡る二人の男
ファイナルローズを巡って櫛田さんと坂口さんが選ばれました。
巷では二人とも「早く帰りたい」というオーラが出ていたみたいなことが言われていましたが、私はそうでもなかったんじゃないかなと推論しています。
等身大の“武井亜樹”を知ろうとした男
櫛田さんは終始「日本に帰ってから始めたい」と話しており、その言葉の裏には「バチェロレッテとしての振る舞いが評価の邪魔をするから一人の女性としての振る舞いを見たい」だと思います。亜樹さん自身がバチェロレッテとしての自信がないような発言がありましたし、それを櫛田さんが感じて、気丈な性格な彼女のことを想って発言したのではと私は考えています。
“バチェロレッテ像を追い求めている女性”をバチェロレッテにさせる男
一方で坂口さんは、特に終盤バチェロレッテを立てていました。お母様との会話も医師として会話し慣れているというのもあったでしょう。研究畑の櫛田さんよりも対人経験が豊富な分、相手が求めているものが何で、どういう形で与えられるとうれしいかを熟知しているのだと思います。彼はそれをちゃんとこなせた。それが決め手となりファイナルローズをもらえた。ただシリーズ初キス無しエンド。それがアフタートークに繋がるのでしょう。
バチェラー/バチェロレッテの本来の目的
わたしはバチェラー/バチェロレッテの本来の目的は「ローズを受け取れなかった参加者含め、旅を通じて全員が人間的に成長できるかどうか」だと思っています。
一番わかりやすいのはバチェロレッテ1の杉ちゃんこと杉田陽平さん、次点で今回の山本一成さんでしょうか。
その人間としての成長の可能性を自分に対しても相手に対しても評価できなかった亜樹さん。そこに気づけて一歩踏み出せたらいいなと思います。
以上、やや上から目線の感想文でした。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?