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50年後のUIについて語る

先日、この春UIデザイナーという役職になった友人と食事をした。料理が来るのを待っていたときに、「50年後のUI」なるものをちょっとだけ話題にしたのだけれど、面白そうなので文章にしてみる。

今のUIは「デバイスに触たことのない人でも、ひと目見て分かるように」という工夫がなされているけれど、それって50年後、100年後も必要な工夫のだろうか。

今でさえ4才児がタブレット中毒になるくらいなんだし、50年も経てば、いま想定されてるような「デバイスに触れたことのない人」はほぼいないんじゃないだろうか。100年後の世界では、少なくとも日本では、きっとそんな人はもういなくなってると思う。

そんな世界でも今のような「特に知識がなくても操作できるUI」が使われているのだろうか。そんな世界に生きている人なら、デバイスの基本的な操作ぐらいマスターしているはず。上記のような工夫が必要じゃなくなったら、どんなUIが好まれるんだろうか。そもそも好まれるUIは変わるのだろうか。もしかしてそこで好まれるのは「ある程度知識がある人が操作しやすいUI」とかじゃないだろうか。だとしたらそれはどんなUIなのだろうか。

そこまで話して、友人に「未来のUIってどうなってるのかな」と聞いてみた。先の友人の答えは「それほど今と変わらない」だった。理由を聞こうとしたら、頼んでた料理が来ちゃって、そこで話が流れちゃった。残念。

50年経ったら友人に“最近のUIのトレンド”について聞いてみたいと思う。

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