はじめて当たりを引いたときのこと、覚えてますか?
ジョージアの運だめしキャンペーン、84本目でやっと当たりました。
心が浄化されたのを実感しています。
箱買いして1箱丸々ハズレたときは(これはこれでオイシイ)と“高楊枝”していたんですが心の中にはヘドロのようなものが溜まっていたと思います。
今日は当たるかも、という希望と
俺は当たらない人間なんだ、という絶望
プルタブを引いては戻す、希望と絶望の波打ち際
最初は“エメラルド”に見えたキレイな海も
いつしか憎悪と怨嗟で“深い黒”の汚水へと変わっていきました。
ワクワクは薄れ、日々のルーティンへ
インスタのハズレ報告は、缶を開ける前に準備するように投げやりなものへ
クリスマスの今日、いつも通り(ハズレたらサンタいないネタでインスタだな)と思いながら開けると「当たり」の文字が。
御多分に洩れず、ありがちな二度見をしました。そして「きたぁ」と少し抑えた声が出ました。(もしかしたら泣けるかな?)と思いましたが涙は出ません、しかし、胸にスゥゥっと息が入り、心に爽やかな風が吹く感じがしました。
持っていたコーヒーをテーブルに置き、息を整えて一息に飲み干しました。運だめし1本目に飲んだときよりも美味しく感じられ、やっと終わったんだという達成感や、報われたなぁという安堵感、そして当たりを引けた幸せに包まれ、(これが多幸感なのかもしれない)とコーヒーの苦味を上回る甘い幸せの味を噛みしめました。
これで長い長い闘いは終わりました、もう当分しばらく金輪際は運だめししたくありません。これからは誰も傷つけないコーヒーを飲みたいと思います。了
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