インターミッション(2)

*新品か中古か
ドロイドも中古市場が存在し、多くの中古品が出回っている。
プラグインの柔軟性や教えやすさでいえば新品のほうがいいのだが、中古のほうが人生経験(?)的なものがあり「仕草とか人間らしい深みがある」と言ってあえて中古を好む人も多い。ただ虐待を受けていたとか、前オーナーの行為によってトラウマができてしまっているようなハズレもあったりもする。(あと、戦争に駆り出されてトラウマを抱えてしまう個体も多い)そのような場合は記憶を全部消去する「全部リセット(全リセ)」を行うこともあるが、そうなると単なる古い個体になってしまい(経験が中古での最大の強みであるのでそれがなくなるということになるので)中古市場での価値は下がってしまう。
*この世界での「メカバレ」
ドロイドはパッと見は人間と変わらない、しかしあえて違いを出してよく見ると違う…という要素を組み込まないといけないことに(法律上は)一応なっている。
人間にないようなパーツを付けるとかいう「明確に」区別できるようにする場合もあるが、そういうのは少数で、多くの場合「目の構造」で区別できるようにしてある場合が多い。よく見ると眼球の作りが作り物っぽいとか、線が入ってるとかである。あと、やけに皮膚がきれいすぎるとか、そういうところで区別する場合もある。
ドロイドには必ず登録番号などの識別符号を送信するタグを付けないといけないことになってるので、それだけ内蔵して外見上区別がつかないようにしてある場合もあるが、そういう運用は特別な場合に限られる。

*ここまで書いて
今回はレイアをめぐる背景の説明的な部分が大きいので、長くはない(それでも1500文字ぐらいはあったけど)です。ちなみに次辺りでキャラは一気に増えるので、そろそろキャラ紹介のパートに手を付けたいので3話は結構先にあるかと思います。そんなわけで…


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