インターミッション(1)

*この世界のアンドロイドに関するきまり
・個人で所有できるドロイドは通常2体まで、それ以上は(派遣業とみなされて)税金が高くなる。
・法人では総従業員数のドロイドの比率は5割まで。なので一般的には生物(人間など)とドロイドがペアになる形式になることが多い。
従業員数10名以下はこのルールの対象外になる。ただし必ず1名以上は生物がいないといけないが、一般的にはオーナーがその枠に入るので、わざわざ生物を雇うところは少ない。(雇うともらえる補助金はあるのだが)飲食店などがこの形式を取ることが多い。
別に政令で定める業務に就労させる場合で、届け出が行われている場合はこのルールの対象外になる(たとえば深夜勤もその対象になるので、深夜勤をする人員はほとんどドロイドであることがほとんどだ)
・全てのドロイドにはRSC(Robot Security Chip)という行動を監視するシステムを入れなければいけない。法律や行動規範に反する行動をしないようにするものだが、それを嫌がって不正改造する者がいる。こういう行為を封印を割って改造することから「割る」という。
・登録されたドロイドは定期的に「ロボット適正検査」を受けないといけない。これを一般的には「ロボ検」と呼ばれる。家庭用は3年ごと、事業用は2年ごと、特に生命にかかわるような業務にかかわるものは毎年受けないといけない。
・ドロイドの購入では一般的に「ワーキングローン」と言われる外で働かせて、その収入でローンを返済する形式がよく用いられる。そういったドロイドを雇うと企業側にも優遇があるので、そういった個体を求めるところは多い。多くの場合販売とそういった就労先の斡旋はセットで行われる。
ローンを返済し終わったら働かせた分の収入から税金とかを引かれた分がオーナーに入るのでオーナーにとっては貴重な収入源になる。ただあまり夢中になってしまうと本来の目的である家事手伝いとかがおろそかになってしまうこともあるので、そこをどう調整するかでオーナーの手腕が問われる。
・コドモロイド:一般的には身長140cm以下の子供型アンドロイドを指す。通常このような個体は家事など実用用途には向かないため、愛玩用としてお迎えされる場合が多い。
中にはいろいろな芸を教え込み、一芸に抜きん出て活躍するような個体も存在する。

*ここまで書き終えて
久しぶりにこんな書き物をやってみましたが、やはり大変でした。
結構設定なんかは固まってた部分もありましたが、それでも穴があってそこを補完するのが大変でしたがそれはそれで楽しいです。
(上に書いた設定なんかはもしこの辺りはどうなるのよ?という部分があれば突っ込んで欲しいかも。)
今回Googleドライブ上で文章をPC、スマホ両方で執筆/編集できるようにしてみましたが快適ですね。こんなやりかたもっと早く知りたかったです。簡単な校正ができるのもありがたいです。
ストーリー内の解説はちょっと重複する部分もあるかもしれませんがこれは悩んだ結果こんな形にしたほうがいいと思ったのでご了承いただきたいです。
今のところ挿絵というか、登場人物のイメージを少しでも出せるようにしてみましたが、これで大丈夫でしょうかねえ…
キャラ紹介とかもいずれやる予定ですが、そうすると写真撮り直さないといけないので時間はかかります。そこは待ってて下さい(汗
…え?キャラはこれだけなのかって?いえいえストーリーが進めばもっとたくさん出す予定でいます。ていうか世界を広げるためにドールをお迎えしてるようなものなので、まだまだ広がっていきます。乞うご期待…できるかなあ?この調子だといつ追いつくやらw


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