インターミッション(15)

*DZ星系先住民、ミキ族について
・サイズは70〜90cm程度と小さい。尻尾があり耳の形が特徴的。
・小さい割には知能は人間などと変わらない。学習させれば人語も喋らすこともできる。手足は人間などと違うがそれなりに器用ではある。
・温和な環境下であれば寿命は300年程度と長い。なお母星での環境下だとその半分も生きられないそうである。
・そのサイズ感から愛玩用として各星系で迎えられることが多いが、独立して社会の一員となる個体もいる。
・特に性別という概念もないそうで、2人で交われば子供を作ることもできる。そのため複数頭飼うとあっという間に増えることがある(母星の環境が厳しいためにそうなったという背景もあるが)
・いわうる猫缶が人間社会で売っているもので元の惑星の食事に一番近いものだそう(むろん専用品もある)
*人間外生物の市民権について
基本的に、連邦下の各星系での一般的な教育(成長過程における義務教育のほか、ロスト・プラネットなどの定着支援教育など)を通ったものであれば連邦内では平等に扱われ、各星系で市民権を得ることができる。そのため一定の知能がある種族であれば人間社会に入り込んでいく種族は多い。
*地球から持ち込んだ動植物について
惑星開拓の際に、地球から多くの動植物が持ち込まれた。それらは各惑星で定着したものもあれば、定着できずに全滅してしまった物、さらには元の惑星の動植物と交雑し、新しい品種となったものなど様々な道をたどっている。これは人類も同様で、他の星系の先住民と交雑し、外見が変化したものや新たな能力を身に着けたものなど、開拓の歴史の中で様々に変化していっている。中には消息を絶った開拓団がどこかの惑星で独自の進化を遂げ、その後再発見される場合もある。(そのへんは本編2話でも触れていますのでそちらも参照。レイアもそんな1人である)

*身長差について

・奥の右がルーク、左がスノ。手前の右がカイ、左がイリヤになります。
身長差のイメージとして参考にしてみてください。
(本編に入れるかここに入れるか悩みましたが単なる説明になるのでこちらに)

*ここまで書いて
さて今回はポツポツと出てくる(という割には実は結構重要ポジション)カイ店長の馴れ初めだったわけですが、いかがでしょうか?とはいえ1話目から出てくるキャラの割にはしばらく出てこなかったですが、ルークと絡むようになってから登場の機会が増えてますかね。
各キャラの馴れ初めは追々触れていこうかと思っています。



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