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フィードバックの極意その②「自分の心が動いたことを素直に伝える」

「とても有意義な時間だった」
会議やミーティング、コミュニティや勉強会。人と人とが集まる場において、「良い時間だった」と感じるときと「時間の無駄だった」と感じるとき。いったい何が違うのだろう?

様々な要因があるけれど、一つの仮説として浮かび上がってきたのが
「参加者のフィードバックの力」

「一人ひとりのフィードバック力が上がると、場の価値(時間的価値)が上がる」
「フィードバック力が高い人が集まる場は、良い場になりやすい」
「ではフィードバック力を上げるには、どうすれば良いのか?」

そんなことを思った著者が感じた、身近なフィードバックの達人にフィードバックの極意を教えてもらうこのコーナー。

第二回のゲストは都内OLをする傍ら、執筆活動もされている菅沙絵さんです。

野見「沙絵さんのフィードバックって、聞いててものすごい心地よいと感じるんです。沙絵さんが思うフィードバックの極意って何ですか?」
沙絵「私が意識していることは全部で3つあります。1つ目はその人が言った言葉を採用すること。2つ目はその人が宣言したことを応援すること。3つ目は心が動いたことを素直に伝えることです」
野見「なるほど。ちなみにその人が言った言葉を採用するというのは、どういう感じでしょうか?」
沙絵「相手から出た言葉をそのまま引用して、その言葉に対して自分の心が動いたということをそのまま伝えるようにしています」

なるほど! 自分なりの言葉に置き換えるのではなく、相手が発した言葉をそのまま引用することによって、相手に対するリスペクトを表現することができる。ついつい自分色を出したくなってしまうけれど、フィードバックの極意は相手に敬意を示すこと。

自分の心が動いたときに、相手のどんな言葉に心が動いたのかを伝える際、相手の言葉をそのまま採用し伝える。シンプルだけど奥が深い。ナチュラルに出来るようになるまで反復していこう。

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