アプリの話⑦引力に引き寄せられるみたいなペラペラの恋


前回の記事で「恋愛と結婚と価値観」について考えをこねくり回して語っていたが、今はそんなことどうだっていい。考えることを一旦停止し、人生23年目にして初めての大恋愛をしている。
いや、ひとつ嘘がある。
どうしたって考えてしまう属性のため、多少は考えて多少はモヤモヤしている。そして言葉にしたがる属性でもあるため、こうして文字に残す。


【case.7 いわゆるハイスペ男】

私がcase6の男性とお付き合いを踏み切れなかったのは、紛れもなくこの男のせいである。

一応アプリでの出会いのお話なので、初対面から経緯をざっと記録したものを。↓

出会いからの経緯

会った瞬間、過去最高かもと思うくらい
ルックス・声・雰囲気◎。
話してて楽しいし完璧…
話も合ったし共通点もありまぁまぁな盛り上がりがあった。好きだったアイドルに似ているらしい。

そして2回目のご飯。
モテるでしょ?柔らかくて優しい雰囲気でありながら自分の芯はしっかり持ってそう。好きな人多いと思いますよ、少なくとも僕はそういうところ惹かれます。

!?
告白と思ってよろしい???

私も正直に話した、遊んでそうと思ってたこと。相手はショック受けてた、すまん。
だってかっこいいから…とフォローを入れた

3回目はドライブ。
待てよ、やっぱり価値観合わないか〜
タワマンに住むのが目標、週6で働く、仕事終わりにライブとか行く元気あり、、これ以外にも、文字にするほどでもない違いがみられた。とにかくお金を稼ぎたいらしい。田舎育ちだけど華がありすぎ。色々遊びまくって20代後半で落ち着きました、みたいな静かなる色気。全く違うこと考えて生きてきたんだろうなって人。でも、ここは合って欲しいなって所は合うから、気になるけど気になりすぎはしない。(←これが大事なのかも…)

4回目。
話のテンポはちょうどよくて、時々冗談言ってくれるのも楽しい。
ただ、前回お別れした男性(case.6)とは対照的に、話していて共感する回数が圧倒的に少ない。共感することが正義で共感できなければダメ、ってことはないけど、違いが気になって不安になる。根は普通の人なんだけど、友達にやばめの変わった人がいたり、海外旅行でカジノしたり。今までの人とは明らかに違う。
好きなのに、もやもやしていた。
その帰り道付き合うことになった。
待ち望んでたから嬉しかったけど、少しもやもやしたものは消えていない。
告白の仕方もさらっとしていて、今までの男性とはやはり違っていた。

前回の男性はいいところがいくつも思いついたのに、今回は捻り出してもあまり浮かばない、恋愛感情だけで動いてる自分、、大丈夫か?浅いなぁ〜とか思って無駄に落ち込む。恋愛感情ってこんな浅かったっけ?

、、、

と、経緯はこんな感じ。まとまりのない文章は見にくいですね。

ここから考察

前回の記事では、異性に抱く感情として恋愛と友情があると考えていた。
今は、「恋愛か・友情か=心で好きか・頭で好きか」との解釈に落ち着いている。
どちらを取るべきかと悩んでいたけど、やっぱりどっちも必要だしどっちも満たしている人と結婚したい。前回もやもやしていたことが、1ヶ月でちゃんと結論が出た。成長しすぎている。
今の彼氏は、心で好きのほう。引力に引き寄せられるみたいな恋ってあるんだな〜ってほど、気付いたら大好きになっていて、そこに理由はなかった。
私は一生人を好きになれないと思っていたし、Yahoo!知恵袋で「🔍人を好きになったことがない」とかで調べていたほど。異常者だと思っていた。
SHISHAMOの「ハッピーエンド」という曲のこの歌詞に共感できる日が来るなんて思っていなかった。

そもそもの話をしていいですか
なんでこんな私なんかの男になってくれたんですか?暇だったんですか?まさか好きだったんですか?

生きた心地のしない日々だったあなたをどんどん好きになる

あなたが私を撫でるたびおかしくなってしまいそうでどうしようと困っていたのだから

ハッピーエンド/SHISHAMO

私はお付き合いをするとき、「この人は私のどこが好きで一緒にいてくれてるんだろう」を考えてわからなくなって苦しくなる。そのくせに自分は、どこが好きかよくわからない人と付き合っている。
だから最終的には頭で好きじゃないと結婚はないんだろうなと思ってる。
今は心で好きを存分に楽しんで、恋が出来なかった今までの自分を慰めている状態。
そう長くは付き合わないだろうと思ってます。


追記

それから2ヶ月後。
別れました…たぶん笑

未読無視のまま。
本来なら追いLINEしても全然いいと思うんですが、私もどこかホッとして「もう終わらせよう」と素直に思えた。

彼は優しかったし疑わしい点もなかったかもしれない。私が勝手に疑ってしんどくなってしまった。
3週間ぶりに会うのに夜ご飯だけで帰らせられるとは思わなかった、会いたいと思ってたのは私だけだったのかなって。帰り際ちょっと拗ねたら未読無視になりました。話し合いするのめんどくさいと思われたんなら私がそこまでの相手だったという訳。
彼は色々忙しくしてる人で仕事とプライベートが充実してたから、恋愛の優先順位が低かった。それが大切にされてないみたいで悲しかった。会えない期間にもやもやするのがとにかくしんどかったー。まぁおそらく2〜3人は他に女性がいたのかなとも思えるが真相は闇の中。
私自身も、彼と感覚がズレている自覚があったからこれ以上ズレないように無意識のうちに合わせていた気がするし、自分らしくいれてなかったかもしれない。素直になっていなかったかも。

でも時々思い出して、連絡してしまいそうになる。好きな気持ちは一生消えないと思うし、このドキドキを超えられる人はいないと思います。でもそういう人とは幸せになれないということもわかりました。
適度にドキドキできて、自分らしく居られる人を探すことにします!(結論)

そしてここからが物議を醸す所なのですが…
こうして地に落とされた自尊心を自力で引き上げることは不可能だと悟り、追ってくれる男性からの放置していた連絡を返してしまったのです、、
後悔していないし、あの時自分にできる精一杯の守りだった。多少最低なことをしている自覚はあるけど、よくやった自分、と思ってる。
今その人と会っています。
その人は実はcase6の男性と会う前から数回会ってた人。次の記事で詳しく書きます。

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