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社交不安障害について

私は、たまに心療内科に行きます。

薬を常用してる訳ではなく、薬の服用は年に20日くらいなので、症状的には軽いと思います。

「心療内科に通っている」

この事実は、親にも友達にも誰にも言えてません。

(昔、付き合っていた人に勝手に財布の診察券を見られ「え、なんで?」と面白おかしくしつこく聞かれて、デレカシーなさすぎだろ、と思って別れたことはあります。)


元々、人と話すのが好き!と言う人間でもなかったのですが、

前職が営業ということで初対面の人と話すことに麻痺していたので

特に緊張することがなかった20代前半。
(週3で合コン行ってたくらいだし…苦笑)

ところが、転職を機に些細なことで「もしかして私って緊張しいだったの?」と気づき始めたら、
また症状が出たらどうしよう、とやたら自分の行動が気になるようになりました。数年かけてありとあらゆる対人のことに緊張するようになってしまいました。

私の主な症状としては手の震えでした。

特に人と食事の時に、不安感が強くなります。(若い頃、極端なダイエットをしたことがあり、食事している所を見られるのが怖いと思ったことも関係しているのかな…)

放っておいても治る病気ではありません。

しかも、私は婚活中の身。

食事無くして、恋愛は始められません。

人とたくさん話す機会を作れば治るかな、と思って毎週末1日3アポ婚活の予定入れた日々もありましたが、心が疲れただけでした。

なんでこんな誰でもできることが私はできないんだろう、と落ち込み涙したこともありました。


心理系や認知行動療法関係の本もたくさん読みました。

治ってはないけども、気持ちが軽くなった本を2冊を紹介します。

会食恐怖症を卒業するために私たちがやってきたこと

社交不安障害


いつも心療内科に行くと、先生の言葉に泣いてしまいます。(神様…!)

「緊張することは悪いことではない。ちゃんとその人と向き合っているということだよ。」と。

まだまだ完治には遠いですが、本や先生に支えられ以前ほど気にしなくなりました。

以前は昔からの友達と会う前も薬を飲まないと落ち着かなかったのですが、今は仲の良い子には、笑いながら「手の調子が悪いんだよねー」と言えるようになりました。


人と会う前はとにかく大きく何度も深呼吸してます。

自分で自分をちゃんとコントロールしているという感覚を取り戻すことが大事みたいです。


色々思うことはありますが、これも私。頑張って生きていこう。

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