カパロン_年賀状_2020_アートボード_1_のコピー_2

風情のある一年に。

新年が明けましたねえ。みなさま、お元気ですか。
年末年始はどのように過ごされましたか?

わたしは、ちょこちょこ仕事をしながら、家の掃除をしたり、部屋の整理整頓をしたり、読みたかった本を読んだり、少しお正月らしいお料理をつくってみたり、久しぶりに初売りに行ったり、友達とご飯に行ったりしていました。

仕事をしている時よりも家にいる時間が長くなるので、お料理をする機会が増えますね。料理はたのしくて大好きです(デザイナーさんは料理が好きな方が多い気がしますねっ)。

最近お気に入りだったのは餃子にスイートチリソースでつくったソースとパクチーをたっぷりかけたもの。お醤油と酢をたっぷりつけて食べるのが大好きなのですが、たまには変わった餃子もいいですね。

かわいい文房具は何歳になってもときめきがありますね。可愛いものは集めたくなってしまう!(相変わらずコスメや美容も大好き)

大晦日は筑前煮をたっぷりつくって、余ったものをお雑煮、最後はカレーにしてみたら、すごーくおいしかったな。アレンジレシピは自分の想像もしていなかった味になったりしてたのしいですねえ。そういえばトマトを使ったスープをカレーにした時もおいしかったんだった。たくさんスープをつくって飽きたらルーカレーを入れるだけ。ぜひぜひお試ししてみてください。

年始のうれしかったニュースは、東京事変の復活!もう生で見れることはないんだなあと思っていたので、ただただうれしい気持ちでした。倍率高そうですが行けますように。

あやちゃんとのランチも楽しくておいしかったなああ〜。前の職場で出会い一緒に海外旅行にまで行く大親友です。会うといっつも元気になれる〜!

映画やドラマだとずっと観ていた海外ドラマ「プライミーバル」を見終えたので「ニュー・ジュラシックワールド」2週目に入りました。最近観た映画「建築学概論」めちゃめちゃ良くて泣きました。大人の恋愛映画というかんじ。

一番泣いたところが(ちょっとだけネタバレになるので、読みたくない方は次の写真までとばしてくださいな)主人公の男の子は大学生で、裕福とは言えない家庭に生まれた子で、お洋服もあまりおしゃれなものを持っていないんです。その中でも好きな女の子とのデートにも着ていった一張羅のTシャツがあって、パッと見「GUESS」のロゴが書いてあるんですけれど、よーく見ると一文字違いの偽物。それを好きな女の子と先輩に指摘されて偽物ということも知り、馬鹿にされて笑われてしまうシーンがあって。

その瞬間も切ないのですが、家に帰ってTシャツを地面に投げつけて、お母さんに「何してるの!まだ着れるのに!」と怒られてしまう。

そうして大人になり就職もして、結婚をするタイミングで実家に帰った時に、もう足腰も少しずつ悪くなったお母さんが「これ」「少ないけど、結婚祝い」と通帳と印鑑を渡すんです。

実家も裕福ではないし、主人公も「いいよ、家も古くなってきたし、このお金で引っ越せよ」と言うのですが「今さら他のまちに移り住む気はない」「幸せになってね」的なことを言われ、ふと胸元に目をやると、あの時捨てたはずのTシャツを大事そうに着ているんです...。もうここでわたしの涙腺は崩壊。

わたしも、おばあちゃんの家には今も小学生の時に描いた絵がリビングにたくさん飾られていたり、カバンに修学旅行で買ったお土産のストラップをつけてくれていたりするんです。おばあちゃんや、父、母からもらったものは大切にとってあります。弟にもらった手紙なんかも。

数十年間、きっと主人公が家を出た後も、お母さんは大切に着続けていたのだろうなあと思うと、想像しただけでなんだか泣けてしまい...。

歳を重ねるたびに家族と過ごせる時間は限られているとことを考えてしまいます。むかしは家族が元気で生きていることがあたりまえのように感じていただけれど、病気をしたり、怪我をしたり、ということがやっぱり出てきてしまって、こころもからだも元気なことの大切さを思い知らされたり。

向き合うことすらもつらくて悲しい出来事は、想像しただけで泣きそうになってしまうけれど、それでもやっぱりそんな日はいつか来てしまうので、生きているうちにちゃんと恩返しをしていたいですね。いっきにどーんというよりは、すこしずつ積み重ねられるよう。

カパロン_年賀状_2020_アートボード 1

トップの画像はわたしのオリジナルキャラクターのカパロンくんです!もうお正月感はなくなりましたが、せっかくなので、あけましておめでとうイラストを描いてみました。

そういえば!1月末に旅行で沖縄へ行くんです。高校3年生の時に修学旅行で行った以来。当時はサメが大の苦手で(今もそこまで得意ではないのですが)美ら海水族館の大きな水槽では、両手で目を覆いながら横歩きして通過した思い出があります。那覇近郊でオススメの場所やお店がある方はぜひ教えてくださいまし。

「2020年」「令和2年」という実感があまりないまま、新しい年に突入してしまいました。年初めにあたりふわっと考えていることは、2020年は「風情のある一年にしたいな」と。

風情とは「独特の趣。味わい。また単に、けはい。様子。」とのこと。いままで生き急いでいたような日々も、ちゃんと味わって次に進んでいけるといいですねえ。なんだか毎日が味わい深い。そんな一年にしていきたいです。

最近忙しくてあまり会えていない方々や、いつでも会いたくなる方々に、年末年始はこんなことをしましたよ〜と、近況報告みたいに、お手紙を書くようなきもちでつらつらと綴ってみました。わたしもみなさんの日常や、ふと思ったこと、考えついたことが知りたいなあと思うので、ぜひ出会えたときにでも教えてくださいね。

今年も何卒宜しくお願い致します。

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