名門復活へ

画像1 アーセナル。 愛称『ガナーズ』 創設年『1886年』 ホームスタジアム『エミレーツ・スタジアム』 プレミアリーグ優勝3回。 2003ー2004シーズンには無敗優勝を達成した、イングランド屈指の名門クラブだ。 クラブのモットーは『勝利は調和の中から生まれる』だ。
画像2 アーセナルの歴史に名を刻んだ人物といえば、『ヴェンゲル』だ。 1996年にアーセナルの監督に就任。監督時には、プレミアリーグ:3回、FAカップ:7回、数々のタイトルを獲得した名将だ。アーセナルの監督として、22年間過ごした。 これまでのアーセナルで最も長く監督の座についた指揮官だ。
画像3 22年間の長期政権を終え、22年ぶりの新監督としてチームにやってきたのは『ウナイ・エメリ』だった。 ヴェンゲルの後任は言葉に表せないほどのプレッシャーがあったと思う。監督就任初年度は、公式戦22戦無敗を達成し、ヨーロッパリーグでは決勝まで導いた。しかし、迎えた2シーズン目。リーグ戦13試合を終えて4勝6分3敗と低迷。最悪の状況に陥っていた。サポーターも『エメリ、アウト』などのバナーを掲げるなど、スタジアムの雰囲気は日に日に悪化していった。2019年11月29日にクラブは、エメリの解任を決断した。
画像4 暗い雰囲気のチームにやってきたのは、クラブのレジェンドでキャプテンを務めた『ミケル・アルテタ』だ。これまでの悪い流れを引きずってしまい、就任後リーグ戦4試合連続のドロー。決して順調とは言えない戦いが続いたが、プレミアリーグ再開後は4連勝もあり、FAカップではマンチェスター・Cを倒しての決勝進出。決勝では同じロンドンに本拠地を置くチェルシーとのロンドンダービー。2ー1で勝利。FAカップ14回目の優勝はアルテタに初タイトルをもたらした。苦しい状況の中、上手くチームを立て直した。
画像5 チームを最後尾から支えているレノの存在も大きかった。しかし、ブライトン戦。彼の悲鳴がスタジアム全体に響き回った。絶対的守護神の負傷は痛手だと思っていた。中には「終わった」など絶望していた人もいるだろう。1人の苦労人が俺たちの想像を遥かに超えた活躍を見せる。その名は『エミリアーノ・マルティネス』直近10年間はほぼ出番がなく、計6クラブへとレンタルされていた。レノから受けとったバトンにはとてつもないプレッシャーがあったと思う。そのプレッシャーを跳ね除け、素晴らしいパフォーマンスで最後尾からチームを支えた。
画像6 近年、名門クラブが厳しい戦いを強いられている。プレミアリーグで常勝チームを作り上げることはとても厳しい。どのクラブも『暗黒期』の時期は必ずある。 アルテタは長い時間を使い、チームを1つに作り上げる監督だろう。時間が経つにつれ、監督・選手の信頼関係は非常に良くなり、アルテタがやりたいサッカーがチームに浸透してきている。オーバメヤンを中心とする中、『ニコラ・ペペ』『ブカヨ・サカ』『キーラン・ティアニー』など若くて優秀な選手が沢山いる。チームの[未来]は彼らにかかってるかもしれないね。
画像7 BIG6での序列が6番目となってしまっている。 今は、『耐えて』『耐えて』『耐えるのみ』我慢が求められる状況だ。しかし、名門復活への兆しを見せている。 今季味わった、【苦しみ】【歓喜】は 『復活へのビクトリーロード』に 繋がっていること間違いなし。

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