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HSPという存在


ミナキの思う、
HSPという存在について、を記します。

以下、ミナキの見解です。


HSPとは

『・些細な情報を拾うアンテナを常に、張っている。
・拾った情報を元に先の展開を思いつく。
・思いつくがゆえに、それをスルーしづらい。
・相手のことを思い、気にしすぎて、空回り。
・それを胸の内側で考えているので、伝わることも少なく、理解もされにくい。
・刺激を拾いすぎてすぐに神経が高ぶる。
・アンテナをたたむことは出来ない。』


HSPの内側では、1分1秒365日、ずーっと、無意識的に、『』の中の事が行われている。

・人と会っている時
・職場や学校、何処かにいる時
・移動している時

ずーっと。何をするにも問答無用に。


だから、疲れやすい

そのため、あっという間に、
キャパがオーバーする。
自分の中が、拾った情報で溢れかえり、
それが刺激となって神経が高ぶり、
すぐに疲労状態になる。

それでも、そんなのお構い無しに、
自分の中では『』の中の事が行われ続ける。
とまらない。自分の意思ではとめられない。

これが、《何かをする》ごとに付き纏う。


さらに
HSPは、これを、
1日ではなく、
1日のなかで起こる出来事1つ1つ
に対して行っている。


休む時間

この溢れ返ったキャパを解消するには、
1人きりになれる場所と一定の時間が必要。

完全なる1人きり。
・誰もここには入って来ない
・絶対に連絡が来ない
・人や何の気配もしない
・騒音や雑音もなければ尚良し

「「「自分以外に心配する事が無い」」」

という条件が揃っている場所でないと、本当の意味で肩の力を抜くことが不可能。


1人きりの空間で、
ひたすら寝る、ぼーっとする。
時の流れに身を任せて、何もしない時間を過ごして回復。

仕事や学校、家事、身支度、移動時間、会話、
"やる事"以外の時間を休む時間にあてる必要がある。



さらに
日常を過ごす上で溜まるストレス
も解消しなくてはならない。


が、
HSP気質にやられて疲弊状態のため、
趣味などに時間を割く余白が残っていない。
下手をすれば、出掛ける余裕、すら残らない。


・"やる事"
・HSP気質により受けた疲弊
・ストレス

これらを回復するのに、1日以上を費やす。
もはや、1日では足りない。


なかなか本領発揮できない

何をするにしても、付き纏う。
・疲弊している状態
・追加でやってくる刺激への対応

これらに対応する方に少しでも注力を注がざるを得ないので、それで手一杯になる。

色んなことをこなしたいのはやまやまだが、
もはや、それどころではない。


それでも、
それらには水面下で密かに向き合いつつ、
表面では気合いを振り絞って精進している。


+プラス、

疲弊状態に関係なく、誰かの存在を感じると、
あらゆることが気になりだして、
自分のことに集中出来なくなる、HSP。

自分のことに集中している状態のとき、
秘めている能力を存分に発揮する。

が、僅かでも気配があると、
そちらに気が向き、集中は途切れる。


つまり、
HSPは、"一人でいる時間"が強い。
ここで、本領を発揮する。


HSP気質


多少極端な言い回しではあるが、過言ではない、
これがHSPが背負っている気質。


HSPは、
人より、疲れる状態に達するのが早い。
それに加え、これらを背負って、
目の前のことにも向き合い続けなければいけない
という差異がある。

HSPにとっては、
これがとても大差になる、という話。


人間誰しも、
疲れた状態で過ごすのは、
つらい。しんどい。イヤ。
そこは共通している。人類皆同じ。

つらいと思うなら、やめればいいのに。
気にしないようにすればいいじゃん。

それはそうだ。
でもそれが出来ない。


HSPにとって、アンテナを張り続けることは、
呼吸をする、
お腹が空いたからご飯を食べる、
疲れたから寝る、
と同じ、当たり前でどうしようも出来ないこと
だからだ。


HSPというひとつの才能

気質のなかに、
感受性の豊かさ、を持っている、HSP。

見過ごしてしまうほどの小さなしあわせにも気づき、深く深く喜びや幸せを感じている。

・幸福感をこんなにも存分に味わえるのは、
感受性が豊かな人特有の才能。


これは、
意図せずいれば、幸の薄い日々を過ごすことが容易いかもしれないこの世界での、とてもとても大きな利点なのではないかと、思う。


色んな展開を想像する、物事を深く考える、
HSPからしか見えない世界や景色がある。
これは特権。


おしまいに

以上、
体験談を踏まえたHSPへの見解、でした。

この刺激だらけの世界で、
この気質を背負って日々を過ごしていくのは
とてもとても大変だよなあ、と思っていますが。

この敏感さも、
見方を変えれば、立ち位置を変えれば、
これもまた、誰よりも幸せを感じやすい人
になるとも思っているので。

ミナキはそこを深く掘って、少しずつでも良いものを発掘したいなと考えながら、日々の刺激に向き合って過ごしています。

表面からは見えない部分がたくさんあって、奥が深くて、掘っていくと面白いです、HSP。
面白くない時もありますが。




この記事では書ききれていない、
HSPに関することがまだまだあるので。

追々、記していこうと思ってます。

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