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破壊と再生、秘めた愛|セーラーサターン

目覚め、超然と立つ。

土萠ほたるの『外に居て』自我を持った、三期の外部太陽系戦士
セーラーサターンがすきです……

土星を守護星に持つ沈黙、そして破滅と誕生の戦士。太陽系最後のセーラー戦士。「死への案内人」「破滅の神」「死の淵よりの使者」などの別名を持つ。

その使命は星が逃れ得ぬ終焉の運命を迎えた時、今ある世界を破滅に導き、滅びと死を消し去って新たな世界の礎となること。星を滅ぼすような驚異的な力を持つが、破滅の力を解放する代価にサターン自身の命も失われる。
Wikipedia  | セーラーサターン


彼女が目覚める世界は、いつも終焉間際のどうしようもない状態だ。
戦士とはいえその心情は如何程なんだろうか。。


終焉を終わらせるために目覚めるセーラーサターンは、課された地域とミッションゆえに嫌われ者になりがちな外部太陽系戦士の中でも、一番孤独で、一番嫌われ者だと思う。

戦士たちは「セーラーサターンを目覚めさせてはならない!」って言うけど、セーラーサターンが目覚めちゃだめなのは目的じゃないし、目覚めちゃうのは滅びを片付けるためなんだし😭と一市民の私は思ってしまう…(目覚めちゃだめなのはわかるけど〜!!!)


三期(デス・バスターズ編)終盤。

目覚めてすぐ、当たりを見回して冷たく微笑んだ彼女は、瞬時に状況を理解し、超然とこう言った。

" いつでもわたしは
招かれざる客のようですね "
セーラームーン 10巻 (デス・バスターズ編)

目覚めた「それ」は、ミストレス9でも、ちびうさ(セーラーちびムーン)が親交を深めた土萠ほたるですらも、もうなかった。

地球から離れた外部太陽系から。

天王星、海王星、冥王星の三人の戦士は、遠く月のプリンセス・セレニティを想った。光る一筋の銀の光、その姫の美しさを想えば、荒野での戦士としての義務も乗り越えられないことは無かったと三人は言う。

普段はたった一人眠ったまま、
地球の滅びとともに目覚めてしまったセーラーサターンも同じ気持ちなんだろうか?

冷酷に世界を終わらせて、自分すら滅する覚悟を持った彼女は、セーラーサターンであり土萠ほたるという一人の人間だ。

三期終盤、魂となった土萠ほたるは、「女のコ同士なのにヘンかもしれないけど、運命の出会いだって思った」ちびうさ達を、命を賭して救った。

セーラーサターンは、セーラームーンに後を託して、命を賭してファラオ90を倒した。

そのどちらの土萠ほたるも優しい。


目覚めて直ぐにセーラーサターンは敵と共に死を選ぶ。
死世界に向けて閉まる扉の中、 死への案内人セーラーサターン 救世主セーラームーンに微笑む。

"──絶望を 感じることは ありません
いつでも 終焉と共に
希望と 再生が あるのです
──それをもたらすのはあなたです
セーラームーン"

それは主への圧倒的な信頼であり、愛だと思うんだよなぁ〜〜〜!😭


そんなほたるちゃん(っていうかセーラーサターン)が3歳の頃からすきでした。
すきです!!!!


どんなところがすきかと言うと、

圧倒的紫。
黒髪ボブカット、敵か味方かよく分からんミステリアスさ、特別なトゲトゲしい変身ブローチ、強そうな鎌(沈黙の鎌サイレンス・グレイヴ)、強すぎる美しい技(死世界変革デス・リボーン・レボリューション
中二病的にワクワクすっぞ
みたいなわかりやすい見た目の面ももちろんなのですが、それより

世界を見通した静謐な目線!
冷たさの中の優しさ。
自己中心的だけれど、主人と主人の愛す世界への利他的な愛。
迷わずすべき使命を成す強さ。
憧れます。

私もそういう女性(三期セーラーサターン)
になりたいものです…


土萠ほたる(三期、四期以降〜)
ミストレス9
セーラーサターン(三期、四期以降〜)

様々な顔を見せるセーラーサターンは、いいぞ🪐

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