改めて比較する日米テレビ事情
テレビは日常的な家電だ。その中でなにを見るかは時代によって変化しているのだが、その変化自体も「その国の事情」に影響されている。基盤となるテクノロジーは同じであっても、ニーズなどは大きく変わってくる。
どうもやはり、日本のイメージでアメリカの事情が捉えられている部分も大きいらしく、アメリカからのニュースや動向もかなり誤解が大きいように感じるのだ。
先日、米Walmartが低価格テレビメーカーのVIZIOを買収するというニュースが伝えられた。これも、アメリカのテレビ事情を把握していないと、正しい理解は難しい。
今回は特に大きく違う日米の事情を、改めて解説してみたい。
■アメリカのテレビは「大きい」が……
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