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SEO専門家・辻正浩さんに聞く「AI検索はネットになにをもたらすのか」(04)

毎月専門家のゲストをお招きして、旬なネタ、トレンドのお話を伺います。


先週に引き続き、SEO(サーチエンジン最適化)の専門家である、株式会社 http://so.la 代表の辻正浩さんとの対談をお送りする。全5回の予定で進めてきたが、キリのいいところを考えると、1回伸ばした方が良さそうなので、「全6回」でお届けする。今回は第4回だ。

検索サービスの王は、いまだGoogleである。ただ、そのGoogleが展開している検索サービス自体も、その機能や性質、ユーザーの使い方が日々変化し続けている。

現状はどうなっているのか? 今回は辻さんに、そうした部分を聞いた。(全6回予定)


■Google検索は今、どうなっているのか

西田:ここで話を変えたいと思うんですけど。

辻:はい。

西田:お話があったように、過去にも、Googleがずっといろんな検索をやってきてるじゃないですか。

特に僕は地図サービスをいろいろ取材してるので、彼らが地図の位置情報から、その場所で何をしたいかであるとか、移動中に行った先で何をしたいか、というところの検索の価値を上げたというふうに考えていると非常によくわかるわけです。

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