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地域の居場所としての小さいコワーキングスペース

この記事は「コワーキングスペース運営者限定アドベントカレンダー Advent Calendar 2020」12月21日担当分となります。

こんにちは、住宅街のどこにでもありそうな一軒家を特に内装に手をかけるでもなく、そのままコワーキングスペースにした「Hanareひばりヶ丘(略してHanare、まんまだ)」を運営しています新妻と申します。おうちみたいな場所にずっといるので、「あるじ」さんと自称&呼ばれています。略して「あるちゃん」と呼ぶ子もいました(いつの話だ)。

ちょっとだけHanareの今を

ご存じない方もいると思うので、ちょっとだけHanareの現状をお話しますね。いままで、ドロップインに関しては、予約よりもふらっと使って貰える場所やミニ勉強会などのイベント利用を目指していたため、コロナ過での大人の利用は激減しました。対応には苦慮しているのですが、今のところ同時に一組だけの事前予約というシステムにしています。秋以降は、どういうわけかWeb会議利用も減っています。要するに元の通勤に意外に戻っているようですね。この冬から春にかけては、推移を見守るしかないかなと思っています。
ドロップイン以外の毎年恒例イベントも、何もしないのは寂しかったので、完全ご招待制でちょっとだけお茶会的なことはやりました。

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(Hanare名物紅玉三昧)

大人はともかく子ども達は普通に元気です

では、まったく人の出入りがなくなったのかというとそうでもありません。Hanareは、以前から地域の子ども向け教室で2種類で週3日ご利用いただいていました。学校の一斉休校時期(思い起こせばそんな期間もありましたね)は、さすがに教室もお休みでしたが、現在は換気や消毒などに留意しながら元通りというか、なんだか子ども達の数は増えているみたいです(汗)。
これは、比較的規模の大きい児童館などでも時間、定員の制限を設けているそうで、結果的にHanareのような小規模で融通が利きやすいところに流れているのかなと想像しています。
ぶっちゃっけ、子どもの方がちゃんとルールは守るし、環境には順応してますね。Zoomの利用なんかも、保護者の方のスマホをとりあげて、余裕でやっているみたいです。

柔軟に対応できる地域の居場所

僕がHanareで主宰しているCoderDojoひばりヶ丘についても、少し触れておきましょう(CoderDojoそのものについてはリンク先の説明などごらんください)。ここ数年来、不特定多数の子ども達に比較的自由に来て貰うスタイルでやっていましたが、現状この方法は難しく、完全予約の小人数制で継続しています。

そういえば、DojoCon Japanという年1回のイベントが今度の日曜日にオンラインでやるそうなので、「なんだそれ」と思った方は覗いてみるといいかも。

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(カオスな頃の様子、早くこのように集まれると良いのですが)

小さな火を灯し続ける

世の中この先どうなるかなんて誰にもわからないということがシミジミとわかった今年2020年でしたが、これからも大きすぎず無理なく小さな火を、灯し続けていけたらいいなあと思います。ええ、気力と体力が続く限りですが(汗)。あと、ほどほどの現金か(苦笑)。

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