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「ザ・MNH 〜失敗と挑戦の15年間〜」

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とにかくやってみました。そしてとにかく失敗をしてきました。それこそが今のMNHを作り上げてきた大切なプロセス。MNHのリアルを紹介します。
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#コミュニティ工場

10年前と変わらない?プリントの整理ができない問題

MNHの小澤です。 MNHでは創業当初から障がい者の労力を取り入れてきた。さらに、社会にうまく…

思いのほか売れた酒の華かりんとう

MNHの小澤です。 2012年の春先。 MNHの初のコラボ商品・「醤油かりんとう」に続き、第2号をつ…

庄内町に“帰ってきた”

東北に若者の雇用をつくる株式会社(以下、東北雇用)が最初に手がけた商品は、「黒カステラ」…

東京は若者を奪っちゃう?

MNHの小澤です。 翌日、早朝。 ぼくは、庄内町でたちあげる法人の登記をするために、山形市ま…

大丈夫、今度はぼくが窓口ですから!

MNHの小澤です。 ぼくは不安を抱えつつも、夜行バスでえっちらおっちらと、山形へ向かった。 …

関係の修復から始まった。

MNHの小澤です。 「この町の人と、どう関係を修復していこうか」。 この事業をはじめるにあ…

社長になった。何も変わらなかった。

MNHの小澤です。 「社長やってよ」。 2011年11月のとある日、会長に唐突にいわれた。 その瞬間、ぼくは「取締役社長」という肩書に変わった。入社の翌年だった。 会長がそれをいったきっかけは、ちょっとしたことだった。 何かの理由で会長がぼくを叱った。それを戒めるために、ぼくを社長にしたのだと思う。 でも、その理由を覚えていない。 覚えていないくらい、ぼくにとってはインパクトのない出来事だったといえる。 強いて言えば、周りが変わった。 出会う人の態度が変わった。売り込

醤油カステラをつくる店、集まれ!

MNHの小澤です。 「醤油カステラ」にはじまって、2つのものを組み合わせるという商品を打ち出…

さらに強烈な流通業の洗礼

MNHの小澤です。 流通業界に足を踏み入れて受けた洗礼は、それだけではなかった。 問屋から…

流通業の洗礼

MNHの小澤です。 醤油かりんとうで弾みがついたぼくらは、いろんなコラボレーション企画で商品…

責任をもってくっつける。MNH流・地域商社

MNHの小澤です。 こうして売り出しはじめた「醤油かりんとう」。 当時、多摩地区でコラボレ…

コラボのはじまり 醤油+かりんとう=?

MNHの小澤です。 東京・あきる野市。秋川渓谷の近くに、100年以上前からひっそりたたずむ「醤…

MNHの仕事のほうがいい!

MNH小澤です。 こうして、この「障がい者就労の研究会」で多くの気づきを得た。 この時点でM…

障がい者の働く場がただの”居場所”でいいのか?

MNHの小澤です。 障がい者の就労支援をはじめた矢先、ぼくはある研究会に顔を出すことになった。 法政大学の教授らによる「障がい者就労の研究会」(*1)だ。 ここで障がい者の働く現場の解像度が一気に上がった。 そして結論から言えば、障がい者が雇用契約を結んで働くのは非常に厳しいと悟った。 障がい者の働く場を真剣に考えているからこそ、誤解を恐れずに率直に課題をいおう。 働く場は大きく分けて3つある。 まず、特例子会社。 企業は、法律により障がい者を一定数雇わなければいけ