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「ザ・MNH 〜失敗と挑戦の15年間〜」

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とにかくやってみました。そしてとにかく失敗をしてきました。それこそが今のMNHを作り上げてきた大切なプロセス。MNHのリアルを紹介します。
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#ソーシャルビジネス

庄内町に“帰ってきた”

東北に若者の雇用をつくる株式会社(以下、東北雇用)が最初に手がけた商品は、「黒カステラ」…

東京は若者を奪っちゃう?

MNHの小澤です。 翌日、早朝。 ぼくは、庄内町でたちあげる法人の登記をするために、山形市ま…

大丈夫、今度はぼくが窓口ですから!

MNHの小澤です。 ぼくは不安を抱えつつも、夜行バスでえっちらおっちらと、山形へ向かった。 …

関係の修復から始まった。

MNHの小澤です。 「この町の人と、どう関係を修復していこうか」。 この事業をはじめるにあ…

社長になった。何も変わらなかった。

MNHの小澤です。 「社長やってよ」。 2011年11月のとある日、会長に唐突にいわれた。 その瞬…

醤油カステラをつくる店、集まれ!

MNHの小澤です。 「醤油カステラ」にはじまって、2つのものを組み合わせるという商品を打ち出…

さらに強烈な流通業の洗礼

MNHの小澤です。 流通業界に足を踏み入れて受けた洗礼は、それだけではなかった。 問屋から「これ書いといてください」とばんばん渡される書類。 「なんでこんなにあるんだ?」と疑問に思うも、あれ出せ、これ出せと、提出を迫られる。 あとで分かったことだが、小売りが一番強い流通業界では、仕事のしわ寄せが全部メーカーにくる。スーパーの仕事に、商品登録の書類作成があるが、スーパーはそれを問屋にまわす。問屋は自社の書類もつけて、ダブルでぼくらにまわすのだ。 おかげでこっちは書類の

流通業の洗礼

MNHの小澤です。 醤油かりんとうで弾みがついたぼくらは、いろんなコラボレーション企画で商品…

責任をもってくっつける。MNH流・地域商社

MNHの小澤です。 こうして売り出しはじめた「醤油かりんとう」。 当時、多摩地区でコラボレ…

コラボのはじまり 醤油+かりんとう=?

MNHの小澤です。 東京・あきる野市。秋川渓谷の近くに、100年以上前からひっそりたたずむ「醤…

MNHの仕事のほうがいい!

MNH小澤です。 こうして、この「障がい者就労の研究会」で多くの気づきを得た。 この時点でM…

障がい者の働く場がただの”居場所”でいいのか?

MNHの小澤です。 障がい者の就労支援をはじめた矢先、ぼくはある研究会に顔を出すことになっ…

トンボ玉だけではビジネスになりづらい

MNHの小澤です。 ぼくらはかりんとう製造のなかで、はやい段階から「障がい者」の人手を借り…

かりんとうが酸化してるんですけど!

MNHの小澤です。 「かりんとうに酸化臭があるんですけど…」 かりんとうを販売しはじめて3ヶ月。一本の電話が鳴った。 ぼくは最初何が起こっているのかが分からなかった。 「くさいって、どういうことだ?」 当時のぼくは、かりんとうの品質はおろか、食品の一般的な知識さえない。 きつねにつままれたような状態だった。 取り急ぎ中谷製菓に報告するも、そんなことはないだろう?との返答。会長に伝言すると、「実際に何か起こってるんだから、すぐにきちんと調査しないと次はないぞ!」と叱咤