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最近観たものの感想とか【マンダロリアン、ぼざろ、RRR、等】

サボっていたNote更新
花粉症の症状が今年は特に酷く、家にいる時は大体鼻をムズムズさせているか目をしぱしぱさせているかでモニターと向き合って長文書こうという気分にはなれなかった。
仕方なく医者に行き薬をもらい、服薬による眠さはあるものの症状も緩和されたので諸々の感想を短めに


マンダロリアン シーズン3


This is the way

自分はコミュ障陰キャなので返答に困ったら「我らの道」で切り抜けられるマンダロアの文化が羨ましい…。
実質シーズン2.5であったボバ・フェットが正直期待していたような内容ではなかったためシーズン3も不安視していたが杞憂に終わった。

第一話こそ若干引き伸ばし感があったものの、それ以降は従来通りファンが見たいものを見せてくれていて大満足。コルサントの風景だとかドッグファイトだとかグローグーの可愛いシーンだとかいろいろあるけど4話での怪鳥相手にしたマンダロリアン軍団の空中戦が特にお気に入り

マンダロリアンはシリーズ通して話がめちゃくちゃ面白いってわけではないけど「ファンはこれが見たかったんだよ」というシーンが非常に多く、小ネタを調べるとマニアックな知識が増えていくのも大変よき

今後はSWキッズもフード被ってライトセーバー持ったジェダイごっこより、仮面とアーマー付けたマンダロリアンごっこに憧れるようになるだろう。

this is the way



RRR

ナートゥをご存じか?

https://www.youtube.com/watch?v=o-XuZA3WGSI


あの名作バーフバリの監督の新作映画
何か月も前からずっと話題にはなっていたものの「まあアマプラとかに来たら見ればいいや」と思い放置していたのだが、何か月たっても追加されないどころか日本での上映が終わらないまま半年が経過。


ついにアカデミー賞を受賞し再上映まで始まったので観念して見に行ってきた。上述のマンダロリアンを見ていた際に「これが映画館で観れたら最高なのになあ」と感じたのも後押しになった。配信で見たあとから映画館で見たくなっても後の祭りなので

結論から言うと最高で、本物の、血沸き肉躍るアクション映画だった…。

開始直後から「うわーすげえワルの敵が言ってくるやつじゃーん」とばかりの糞理論兼死亡フラグを披露して登場する英国人。ブリカスが糞なのは世界常識だよな?という世界史的事実を再確認したあと大英帝国の人でなしどもを相手に、インドを愛する二人のマッチョの友情と戦いの物語が始まる――。

特筆すべきは高止まりするそのテンションで、普通はアクション映画であっても観客が疲れすぎないように定期的にギャグを入れたり集客のためにラブロマンスを入れたりするわけだが、本作では3時間も上映時間があるのにそういうことはほとんどない。あっても稀(シリアスシーンがシュールなギャグ要素を含んでいるからというのもあるかもしれないが)

アクション内容も「ようまあネタが出尽くしたであろう現在にこんな新鮮な画面を用意し続けられるなあ」と感心するばかり

終わった後で落ち着いて振り返ればムスリムとの協力展開であったりとか結構政治的メッセージ性も感じるのだが、とにかく凄いマッチョな二人が凄い悪いイギリス人相手に凄い大立ち回りをするという点では往年のスタローン映画的な面白さを感じた。

動きのキレが半端じゃないマッチョ二人が暴れに暴れる映画としてはワイルドスピード スーパーコンボなんかも近いかもしれない。こっちに政治性はないけど

マッチョ男性に対してちゃちゃをいれてくる強い女性アピ()もなく、マッチョが戦って踊って友情を育んでいるのを見られればそれでいいという人には無条件でオススメ

そのあまりに突き抜けた内容から、女性軽視がーとか英国へのヘイトがーとか武力闘争を肯定するのか―とかとか、いろいろな現代的批判も出てるだろうとは思いますが―――それを言ってる人たち…全員馬鹿です



ぼっち・ざ・ろっく

以前ライブレポか何かで「現在の政治性全開のアジカンがお世辞にも好きとは言えないため、それを元ネタにしているぼざろも(最初から好感度が低いと粗探し的な見方になってしまうので)見る気にならない」(要約)といったことを書いた。

が、アニメチェンソーマン(どうしてこうなった…)の監督との対比で本作の監督のことがたびたび語られるのでチェックしておきたかったのもあって観念して視聴開始。


結果意外とちゃんとガールズバンドアニメしてて面白かったです。
作者とファンの方々には申し訳ありませんでした。
正直見る前には「ぶっちゃけけいおんでしょ???」とやや失礼なことを思ってはいたんだけど音楽アニメとしての説得力はあっちより上で個人的には好みの味付けでしたね。バンドリよりバンドしてた気もする

斬新な展開とか目覚ましい演出はないんですけど、コミカルな主人公の形態変化であったり会話のテンポの良さであったり、バンドあるあるネタ(チケットノルマとかライブハウスの経営が苦しかったりだとか、早く学校辞めてメジャーデビューしたいだとか)も適度にあり飽きなかった。演奏シーンの演出も〇

というか根本的に女子高生バンドのサクセストーリーに斬新なストーリー(笑)は必要なく、キャラと曲とライブシーンが良ければそれだけで面白いよねという話。4コマ原作をこう落とし込んだ監督はようやっとる。

アニメの出来とは直接関係ないが、ボーカル役の人の声質が好きで今もたまにぼざろの歌を聞いている。特にギターと孤独と青い星が好き。

いつかシチュエーションが噛み合ったら歌いだしの「突然降る夕立 ああ傘もないや嫌」をTwitterで呟こうと画策していて、先日ついにRRRを見に行ったとき突然夕立に降られることに成功(?)!!!うおおおおおお


この曲は違うけど、ぼざろ曲はヒグチアイさんの作詞センスが割と好み。
シンガーソングライターを起用してるの結構珍しい気がする。


…が、普通に折りたたみ傘を持っていたので何も呟きませんでしたとさ
ちゃんちゃん



その他

FEエンゲージのテキストの幼稚さ、流石に風花との落差きつくないですか?とか
最近シンウルトラマン見ましたけど、正直邦画の悪いところ全部乗せでメフィラスがキャラ立ってる以外つまんなくないですか?とか
アンチよりな感想はさらっと触れて封印


ブルアカの最終編が往年のエロゲみたいで良かったねえとか
ミカの絆ストーリーで最後に出会った場所に戻ってきて映画みたいな綺麗なオチがついててさぁ…とか
バンドリの丸山の後任は結局どうなるんだとか

肯定的だけど気持ち悪くなりそうな話題もさらっとふれて封印

でもブルアカ君が最近「メインストーリーは案外面白い」ゲームであると周知されてきたのはちょっとうれしい&少し寂しい

これが1年以上前なら「いやメインのストーリーは案外ちゃんとテーマもあるしエンタメしてるんすよ」っていっても「はあ?アズレンみたいなエロ全振りゲームだろ?何言ってんだこいつ…」みたいな目で見られましたからね

何言ってんだこいつ?はこっちのセリフだよ


「エロ要素アズレンほどないよ。ちゃんと学園青春モノって看板通りのシナリオだよ」
と言っていた当時の筆者のホーム画面がこれ↑なので説得力は…


その頃はSNS上でストーリー感想をたくさん見られるようになるとは思っていなかったんで感慨深いっすねはい


話のオチ?



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