マガジンのカバー画像

半径1mのお金と経済の話

お金や経済の話はとっつきにくく難しいですよね。ここでは、身近な話から広げて、お金や経済、社会の仕組みなどについて書いていこうと思います。 週一回、金曜(土曜かも)に更新します。 …
¥500 / 月
運営しているクリエイター

#きみのお金は誰のため

「インフレ対策に株式投資」本当に信じて大丈夫?

昨日、『羽鳥慎一モーニングショー』に出演したとき、大谷選手の活躍についてコメントを求めら…

田内学
2週間前
187

伏線を張る男と総理大臣までの距離

小説の伏線は、最後の章で回収されることが多い。 ページが残りわずかになると、読者は心を動…

田内学
3週間前
118

「金融所得課税」と「富の再分配」

今回のテーマの金融所得課税の強化については、自民党の新総裁、石破さんが提唱しています。 …

田内学
1か月前
90

進次郎氏への失礼質問が暴く低迷日本の縮図

「弱点を補ってくれる仲間を作る」の重要性先日、小泉進次郎氏の自民党総裁選への出馬会見で、…

田内学
1か月前
129

高騰する不動産は”善”なのか

52平方メートル1億円、83平方メートル2億5千万円、150平方メートル6億円。  週末、新聞に折…

田内学
1か月前
121

円安を止めた、僅か0.25%の利上げ

この記事はマガジンを購入した人だけが読めます

田内学
2か月前
80

NISAの前に知るべき「投資」と「ギャンブル」の違い

「ギャンブル化」してしまう投資 日銀による想定外の利上げをきっかけに、この1週間で為替相場は1ドル152円から142円まで下落し、3万9000円台だった日経平均株価も一時3万1000円台にまで暴落した(8月5日時点)。 わずか0.25%の利上げでこれほど相場が動いた背景には、アメリカ経済の減速への警戒感が高まったこともあるが、個人投資家による投機的なポジションの積み上がりも一因であろう。 投資商品を勧める際に、「投資はギャンブルではない」と言う者もいるが、一歩間違えれば

金利上昇で儲かる人、損する人

日銀の利上げをきっかけにドル円相場が142円にまで急落した。 ずっと超低金利の日本に暮らし…

田内学
3か月前
161

「出産で臼を転がす男」と生産性向上問題

ゲームの呪い 「午後7時から2時間無料」 駐車場の入り口に掲示された看板が車の窓越しに見え…

田内学
3か月前
132

それってキレイごと?「人間関係という資産が一番重要だ」

"人間関係という資産が1番重要だと思って生きてる" アベマプライム火曜日(7月9日)での田村…

田内学
3か月前
197

エヌビディア埋蔵金伝説と金融業界の闇

$3,462,462,615,697 日本円にして約540兆円。先週18日、半導体大手エヌビディアの時価総額が…

田内学
4か月前
126

「売れている本が売れる」書籍販売のウラ話

数字の奴隷 「数字に振り回されてはいけない。自分のモノサシを持つべし」 これは、講演など…

田内学
4か月前
130

4倍速の少子化が20年後のインフレを加速させる

###この投稿は、筆者が東洋経済オンラインに投稿した記事を一部変更して転載しております#…

田内学
4か月前
188

「引き寄せの法則」について考えてみた

先日、「引き寄せの法則」を実感したことがあった。 BSテレ東の番組「あの本、読みました?」に出演させてもらった。 理系作家特集ということで、ミステリィ作家森博嗣さんの担当編集者の河北壮平さん、東野圭吾さんの担当編集者の秋月透馬さん、と僕田内学の三人がゲストに呼ばれたのである。 なんとも恐れ多い話だ。僕も理系作家であることは間違いないが、森博嗣さんや東野圭吾さんは超一流の作家である。 僕は、大学生の時以来20年以上、森博嗣さんの大ファンだ。 『すべてがFになる』『笑わない