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いまさら聞けない!新NISAおすすめ口座3選~証券会社比較~ 2024年版


最初に結論

新NISA口座は一人一口座しか作れないので、しっかり比較して自分に合ったところを選ぶべきです。結論から書くと、新NISAを始めるにあたって口座開設する際のポイントは3つです。
①取扱商品の数
②取引手数料
③その他の還元サービス

では、この3点について確認していきましょう。

①取扱商品の数

この記事を読まれている方は、これから新NISAを始めようとしている方で、今まで株や投資信託を買った経験がない方が大半だと思います。そんな方からしたら、金融機関なんてどこも似たり寄ったりでしょ・・・と思っているとしたら大間違いです。結構違います。

2024年6月20日作成時点

新NISAで毎月コツコツ積み立てをしていこうと考えている方であれば、ネット証券一択であることは言うまでもありません。(NISA口座を銀行で開設するのは、よっぽどの物好きか情弱しかいませんね)

②取引手数料

つぎに手数料の比較です。証券会社の主な収益源の一つはブローキングです。つまり株や投資信託の売買を行う人からの手数料ということです。近年、証券会社同士の手数料引き下げ競争により、現在ではネット証券各社の取引手数料は、ゼロにまで引き下げられています。注:場合によっては手数料が発生する場合もありますがここでは、新NISAでの取引でのお話です。

2024年6月20日作成

こうしてみると、ネット証券は米国株式も手数料無料なんですよね。いい時代になったものです。(しみじみ)

③その他の還元サービス

ここからは参考程度の話ですが、積立額に応じて、ネット証券各社ではポイント還元を行っています。私個人はたまたクレジットカードを三井住友VISAをメインに使っているため、同カードが運営しているVポイントが貯まるSBI証券を使っていますが、楽天ポイントが付与される楽天証券、ドコモのdポイントが付与されるマネックス証券など、それぞれの好みによるかなと思いますが、あくまで重視するべきは、①、②であり、ポイント還元は証券会社の意向で今後も変わり得るものなので、おまけ程度に考えた方がよさそうです。

2024年6月20日作成
※マネックス証券の投信保有ポイント付与は2024年秋より開始予定
※SBI証券は、その他のポイント(Pontaポイント、dポイント、paypayポイント、JALマイル)も選択可

まとめ

以上、つらつらと書いてきましたが、結論から言うと、新NISA口座開設以下の3社に絞られるかな、というのが私の個人的な見解です。

1.SBI証券

投資信託の取扱いが豊富であり、取引手数料が無料であること。
三井住友カードを使ってクレカ積立をすることでVポイントが貯まるので、同カードをメインにしている方であれば、SBI証券一択でしょう。ちなみに、2024年6月時点のポイント還元は以下のとおりです。
一般カード:積立金額の最大0.5%
ゴールドカード:積立金額の最大1.0%
プラチナカード:積立金額の最大3.0%

2.楽天証券

楽天証券も、SBI証券と同様に投資信託の取扱いが豊富で取引手数料が無料である点が最大のおすすめポイントです。
また、楽天カードでクレカ積立が可能で、積立金額に対して最大1.0%の楽天ポイントが還元されます。普段、楽天を良く使う方であれば、SBI証券よりもメリットを享受しやすいかもしれません。

加えて、楽天証券の口座を持っていると、日経テレコン(楽天証券版)を無料で読むことができます。普通に契約すると最低月額6千円する代物なので、それを無料で読めるのはかなりお得です。私も、NISA口座とは別に楽天証券にも口座を開設して無料で情報収集しています。

3.マネックス証券

最後にマネックス証券です。先の2社と同様に、資信託の取扱いが豊富で取引手数料が無料である点が最大のおすすめポイントです。
特にドコモユーザーにとっては有力な選択肢となることでしょう。
dカードでクレカ積立をした場合のdポイントの還元は最大1.1%です。

NTTドコモとマネックス証券は2023年10月に資本業務提携をしていますので、今後もdカードやdポイントを絡めたサービスや還元が出てくる可能性もあります。

まとめ

いかがでしたでしょうか。
ポイントはおまけだと言いながら、商品ラインナップと取引手数料に差がない3社については、最後に選ぶポイントはその他のサービスの違いということになりそうです。

最後に、新NISA口座は年に1回だけ、別の金融機関に変更することが可能です。ただし、それまで積み立てた投資信託を移管することはできないため、まっさらな状態から一からやり直すことになり、時間と手間がかかります。新NISAをはじめる際は、最初にじっくり考えて選ぶことが重要です。

より快適に新NISAを始めるためにも、この記事を参考に、あなたにピッタリの金融機関を選んでください

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