ボストン1947〜あまりにも直情にして爽快
ついこないだの『ソウルの春』に続き、韓国映画、韓国人のエネルギーを体感する
日本人とは食べてきたものがちがう、骨の太さがちがう、野球のレベルは日本のほうが高いと信じて疑わないが、日本よりもやはりメジャーに近い
気の毒にメダルの重圧に押しつぶされた円谷幸吉と、あくなきリベンジに燃える孫基禎のちがいというか、夢に賭けるひたむきな情熱、駆け抜けるパワーの描写が力強かった(あまりにも直情ではあるが)
おのずと『炎のランナー』(1981)がヴァンゲリスの音楽とともによみがえってきた
ついでに『外人球団』(1986)、『旅人は休まない』(1988)も
匂いといっしょで映画は忘れたいことまで思い出させる
それは1988年の池袋の酒場での出来事だった(つづく)
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