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手持ちのスケジュールを全部書き出してみよう

スケジュールを鳥の目で見てみよう!

ウノスケの手帳は、スケジューリングに特化しています。ウノスケの手帳の中のカレンダーは3種類あります。ページの前半は、6ヶ月が一目で見渡せる「曜日優先カレンダー」で、ページの後半は1ヶ月分の「月別カレンダー」と「日別カレンダー」がが見開きで一目で見ることができるようになっています。

曜日優先カレンダーは、縦軸に「曜日」があり、横軸に「年月」があります。ページの前半に曜日優先カレンダーがあるのは、曜日優先カレンダーは大まかなスケジューリングに便利だからです。スケジュールには「自分で決めるスケジュール」と「他者が決めるスケジュール」があります。スケジューリングははじめる前に、先ずこの2つのスケジュールを曜日優先カレンダーに全て書き込んでいただきたいと思います。

スケジュールは公私混同で記入

自分で決めるスケジュールは、自分のことや家族のことです。自分のことスケジュールに書き込む場合、個人のことも、仕事のことも公私混同で書いてください。優先順位の高いスケジュールも、そうでないスケジュールも全て書き込むのがおすすめです。決まっているスケジュールも、考え中の予定も、とりあえず曜日優先カレンダーに書き込んでください。考えるのは後にしましょう。スケジュールが重なってもよろしいので曜日優先カレンダーに書き込んでください。

次は、他者が決めるスケジュールを書き込んでください。会社や学校、所属している団体や地域など行事予定などです。ご自身や家族が所属する、会社や学校、部活動などが設けている「休み」も記入してください。「休み」がスケジュールに記入されていることは、後のスケジューリングにとても重要です。

日付で決まるスケジュールは去年を見て書く

スケジュールは他にも「日付で決まるスケジュール」と「曜日で決まるスケジュールが」あります。日付優先のスケジュールは、誕生日や記念日、年忌などや、まだ行けるかどうかわからないけど行きたいと思っているコンサートやイベント、○○当番、運動会、発表会、お祭り、○○大会、受講したいセミナーや勉強会の予定などを行く、行かないにかかわらず曜日優先カレンダーに記入してください。日付優先で行われる行事は、自分で動かすことができません。去年あったことは、だいたい今年もあるので、以前に使っている手帳やスマホなどで調べて曜日優先カレンダーに記入しておいてください。年に一度の健康診断やインフルエンザの予防接種など、去年この日に実施して、今年もこの付近で実施したいことなどを記入しておきます。まだ決めていないのでどうしてもと思う方は、その付近の余白に書いておいてください。

曜日で決まるスケジュールはリズムで書く

曜日で決まるスケジュールを曜日優先カレンダーに記入します。曜日で決まるスケジュールとは、例えば、休みです。「毎週木曜日が休み」や「毎月第1と第3火曜日が休み」などです。こちらは曜日優先カレンダーにモノサシを使うと便利です。左側の縦軸の曜日、例えば「木曜日(Thu)」の行にモノサシを当てると、1月、2月、3月の3ヶ月分の木曜日に一気に記入することができます。「毎週月曜日にある会議」などもモノサシを使って記入していきます。他にも、ゴミの日や習い事、ヨガのレッスンやジムに行く日、曜日で決まるスケジュールは、毎週月曜日の夜とか、水曜日の朝とかスケジュールにリズムがあります。実行するしないにかかわらず、とりあえずモノサシを使ってリズミカルに書いておいてください。

余白に書いて忘れる

見開きで6ヶ月見渡せる曜日優先カレンダーに書き込むときに、もし、すでにスケジュールが書き込まれていて、スケジュールが重なってしまっても、この段階では予定が重なっていても、重なった状態で書き込んでおいてください。自分自身がすでに持っている確定しているスケジュールも、予定も未定も思いついたことも全て曜日優先カレンダーに記入しておいてください。

さて、ここからエキサイティングなことが始まります。曜日優先カレンダーの全体をジーっと眺めます。眺めて思いついたこと、頭に閃いたことは、いつでも曜日優先カレンダーに書き込んでください。日付が決まらないようなことは、その付近の余白に書いてください。思いついたことは、閃いたことは書いて頭から忘れることが重要です。限りある自分の頭脳はもっと重要なことに使いたいからです。これから自分の人生を豊にする最もエキサイティングで重要なことが始まります。

右脳を使ってスケジューリングを始めよう!

スケジューリングを始めます。曜日優先カレンダー全体をジーっと眺めます。曜日優先カレンダーは正方形でデザインされています。先ずは落ち着いて、この正方形をジーっと眺めてください。一つ一つのスケジュールを自分の信念と志、ビジョンとポリシー、それぞれのシーンで自分の置かれている立場、自分がそのスケジュールを優先することで後で起こるコトなど、自分の頭脳をフル回転してスケジューリングします。
どっちのスケジュールを優先するのかの意思決定をします。自分中心で考えるのか、相手中心で考えるのか。自分自身の優先順位にブレはないか。自分で自分の未来を意思決定します。これは見えない未来を見えるようにする素晴らしいことです。

リスケは余裕を持って

リスケとは、「リスケジュール(reschedule)」の略で、スケジュールを変更することです。ここで意思決定しなければならないスケジュールは、スケジュールが重なっているところです。日付で決まるスケジュールが重なっていたら、どちらか一つにするか、時間的にずらして両方出来るか、などを考えます。また重なっているスケジュールを見比べて、日程を前後にずらせる場合もあります。例えば、家族の誕生日などの予定だとしたら、1週間前にずらすこともできるかもしれません。このような場合、間際でなく、前もって余裕を持って相手に伝えれば上手くいくこともあります。また、リスケで今以上の信頼を得ることもできるでしょう。

スケジュールに「空き」を入れる

スケジューリングするときに、もう一つ重要なことがあります。予め「自分は何もしない日」をスケジュールに「空き」の予定として入れておきます。これは、本当に何もしないネガティブな発想ではなく、スケジュールの余裕、バッファ、自分に投資をする日のポジティブな「空き」の予定です。友だちや家族に「空いている日はいつ?」と聞かれ手帳を見て、空いている日を見つけるのに困ったことがありませんか。スケジュール帳を毎日見ていると、どうしても空いているところにスケジュールを入れたくなってしまうでしょう。それを防ぐためです。でも、そういう人は「空いている日」を作っていたとしても、結局最後には空いている日にスケジュールを入れてしまうことが多いと思いまが、空いている日の設定は、自分自身のスケジュールの余白です。余白も上手く使って、スケジューリングを楽しみ、人生を豊かにしていきましょう!


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