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保育園留学の価値を考える


3歳、0歳の二人のママでコーチをしています。先日保育園留学のため北海道に1週間行ってきました。

想像以上のものを得た保育園留学。その魅力について、ちょっと興味あるなぁという人に届いて欲しいと思い書きました。

保育園留学


きっかけは面白そう、ただそれだけ


なんで保育園留学に行ったの?どうやって知ったの?と聞いてもらうことが多いのですが、

子供が小学生になったときの夏休み、どんな風に過ごせるといいかなぁーなんてことを妄想し、ワーケーションという手があるのか!いつかやりたいなー!と思い、それを軽く人に話していたらFacebookで親子ワーケーショングループがあるよと教えてもらい、グループに入ったら親子で参加できる素敵なワーケーションの情報が入ってきた、という出会いでした。

様々な情報があるなかで、今回の保育園留学にピンときたのは

親の仕事時間が通常通り確保されていること、でした。

午前中は子供を体験アクティビティに参加させて、午後は親と過ごすというワーケーションも多い中、保育園に預けられるというのは私の中で大きなアドバンテージでした。(他のワーケーションスタイルがダメなわけじゃないです。今回の私の場合はそれが合ったというだけです)

勢いで申し込みするも、後悔する日々


昨年10月末に2人目を出産し、5月くらいだったらいけるだろうかと申し込んだ保育園留学。保育園留学が話題になっているなんて知らず、もたもたしていたらすぐに埋まっていて焦りました。なんとか1週間だけ滑り込み、5月末からの保育園留学が決まったのが年明けです。

そして、4月。後悔の日々が訪れます。4月から新しい保育園に転園した3歳の娘との格闘と日々が始まったのです。

まだお姉ちゃんになって半年の彼女は様々な変化に頑張って対応しようとしていたんだろうなぁと今では思います。しかし、こちらもそんな神様ではない。イライラの止まらない日々。二人して、機嫌の悪さの循環、悪いループに入っている時期でした。

そんなこともあり、こんなタイミングで保育園留学なんて行っていいのだろうか、私のやってみたい!に娘を巻き添えにしていいのだろうかと悩み、最悪、娘の状態次第ではキャンセルも視野に入れ考えました。

ママ、ここ行ってみたい

2週間後に迫ったある日、彼女が通う予定の保育園の写真を見せたところ「ママ、ここ行ってみたい」と。そう言ってくれたことをきっかけに、腹をくくり飛び立ちました

その時娘がみた写真。

こども園はぜる

あぁ、どうしよう。まだ保育園の話にたどり着いていないのに、ここまでで1000文字…ごめんなさい、ここからが本番です。

お母さん、〇〇ちゃん最高!天真爛漫!

保育園留学初日、私は不安でした。4月から通っている新しい園では、あっちこっち落ち着きなく動き回り、他のお友達に迷惑かけていないだろうかとハラハラしていたからです。

そして前夜、同行してくれた母に、甘やかせすぎじゃないかと苦言を呈されていたのでなおさらです。

そんな不安を吹き飛ばす一言がこれでした↓

先生の一言で、ハッとさせられます。彼女のつよみを見過ごしていました。

保育園中の様子を写真で見れるのですが、驚くほど生き生きしていたのです。嘘偽りのない、心からの笑顔。こんな顔するんだなぁと親ながらに発見でした。

まずは信頼関係の構築。すべてはそこから。

そして、2日目の朝。自分を受け入れてもらえた安心感からか、楽しそうに登園する娘。そして、それはそれで大丈夫かなと心配になるのが親。(忙しい 笑)

そうだよなぁ。大人だって信頼関係のある人からのアドバイスか、そうじゃない人からかで受け取り方違うよね、と当たり前のことに気づきます。

行動の裏にある想いに目を向ける

そして3日目、4日目。わざと先生へのイタズラが出てきた模様。「ほらやっぱり!でてきちゃった!汗」と思ったのは私だけ。先生は、そういうものなの、あははー!という感じで受け止めてくれています。

その行動が出てきたってことはこういうことだよ、と先生が私に話してくれました。娘の行動に振り回され渦の中にいた私を引っ張り出してくれたのです。

子供に関する情報はたくさんあるけれど、こんなふうに先生と直接話す大切さ感じた日でした。

感情を無理矢理コントロールしない

そして最終日。

今までだったら、挨拶できる?楽しくバイバイしようよ!と促していたと思います。でもできなかった。大人だってそんなときがあるよね。そのままでいい、そんな風に受け止められた時でした。

保育園留学で得たこと

この保育園留学を経て、娘の顔つきの変化に気付きました。それは私だけではなく同行していた母も、そして送り出してくれた夫もです。

たった1週間の出来事でしたが、思いがけぬ変化でした。ただ、ふと考えます。娘が変わったのか?

もしかしたら、私の表情や関わり方が変わったのではないかなと。

保育園留学と聞くと、子どもに自然いっぱいのところで!と当然子ども目線になりますが、実は親の私達にとっても価値ある体験なんじゃないかと思っています。私自身、家族のことをいつも以上に想い大切にできた1週間でした。

帰宅して1週間がたった今でも、娘の表情がしっかり見れています。いい状態がずっと続くとは限りません。でも、行動を起こした先にはこんな素敵な出会いと気づきがありました。

いやまだ書ききれないのですが、長いのでこの辺で。
最後まで読んでいただきありがとうございます!少しでもどなたかのお役にたてますように。私はまた保育園留学に行きたいと思います。行ったよという方、これから行く方、気軽につながっていただけると嬉しいです^^

余談
保育園は厚沢部町という自然豊かな町、函館から車で1時間半ほどです。
せっかくの北海道、前後に函館に1泊ずつして北海道を堪能しました。

滞在したAirbnb 楽庵 @函館     
和室で布団で、清潔。立地もよく子連れには特によかったです。
ホストもとても丁寧でした。

函館公園
無料で入れる小さな動物園と遊園地があります。公園はいつでもいけるので早起きの子どもとの散歩にもよかったです。

ピロシキのお店 まるたま小屋
ロープウェイ近くのお店です。宿から歩いて10分位。3歳でも歩けました。
店内に楽しげなおもちゃも置いてあり、お店の人も子どもの相手をしてくれて、焦って買い物せずにすみました。おいしかったので2回も買いにいきました。

ソフトクリーム 大三坂
早起きの子どもの時間つぶしができるお店や場所を必死で探した結果、9時半からあいている!という情報を目にして突撃しました。開いていなかったけど、ピンポン押したらあけてくれました。他のお店は11時営業開始などで断念。