一歩踏み出すを応援したい。

はじめまして、まささんです。IT企業に勤めながら、パーソナルコーチとして活動しています。プライベートでは娘2人(4歳、1歳)のママです。

こんな風に自分のことを表現することは苦手な人間ですが、『未来のことが考えられなくて不安。自分には何もない』こんな風に思っている同じような境遇の人に届けばいいなと思い書いてみることにしました。

無我夢中で働いた20代

目の前の仕事に精一杯。ビジネスパーソンとして人よりも評価されたい、いい成績を残して親に喜んでもらいたい、そんな思いで日々を過ごしていた20代。とりあえず、財務を理解していたほうがと思い簿記の勉強をしたり、自信を持ちたくて中小企業診断士取得に向けて学校に通ったり。振り返ると、何が成し遂げたいことがあったわけではなくて、ラベルが欲しかったんだろうなぁと思います。とりあえず、何かしないとと焦っていた20代。その先のことなんか考えてもみなかったです。

働きすぎてパンクした30代前半

仕事は大好きだったし、よく働いた30代前半。働きすぎてパンクしたのもこの頃です。ちょうど決まっていた結婚を気に、仕事を辞めるという選択をしました。この選択を自分自身がするとは思っていなかったし、周りにもとても驚かれました。この歳で辞めてしまったらもう社会には戻れないぐらいの覚悟で辞めたことを今でも覚えています。

待っていたのは、なんの欲もなくなった廃人でした。「ご飯行ってきたら?」 「買い物行ってきたら?」 と夫に言われても、自分のお金じゃない、人の稼ぎを使えない、そんな風に思って動けませんでした。歩いて図書館に行く毎日に、早々に飽きてしまうのです。

そんなことわかってたでしょ?

そう思われるかもしれませんが、わかりませんでした。それ以上に今辞めないとという思いのほうが強かったのだと思います。振り返っても全く後悔はありません。あそこで立ち止まったからこそ、何かやっていないとダメな人なんだ、ということに気づけたし、私の価値観に繋がっているなと思います。

やりたいことがある人が羨ましい

というわけで、リセットのつもりで再度仕事を探し始めました。色々ありましたが、今のIT企業に縁あって入社。そこで待っていたのは、優秀な同僚達です。自分の意見を自信をもって提案する人、論理的な人、交渉力が上手い人、仕事が早い人、話が上手い人。羨ましかった。20代後半で勉強したことは全く役に立ちませんでした。上司の意図にあうようにやり遂げることが精一杯やれること。そこで出会ったのがコーチングでした。

コーチングに出会い見つけた自分らしい生き方

コーチとの対話で、人と比較しても意味がないことに気づき、自分の思いを言葉にして整理する中で自分らしさを出せるようになっていきました。無意識に自分を卑下してしまう癖のようなもの、それは今でもありますが真正面から受け入れられるようになりました。何か行動を起こすことは、「自分を卑下しない」と自分と約束して動くこともあります。

そうこうしているうちに、一人目を妊娠しました。子供がいない人生も考えていましたがこの時もふと立ち止まって考え、「育休をブランクにしない」この視点を以て行動していきました。子連れでのセブ親子留学、それに向けたオンライン英会話、ボランティアで業務支援行う、といったことをしたわけですが、そこでの学び、出会いがとても大切なものになっています。

計画的かと問われると、全く先のことまで考えていませんでした。

すごいバイタリティ…!と、言ってもらえることもありましたが、全然辛くなかったしずっとワクワクしていました。のちにコーチとの対話で気づいたのですが、ここにも自分の価値観が潜んでいたのです。私は、好奇心に従い何かにチャレンジしている状態、それが自分のQOL(Quality of life)をあげてくれるんだと。大切にしている価値観に通じている行動ができているときは、本当に幸せでした。

なりたい者なんてなくていい

一人目の育休から復帰し、また壁にぶち当たる日々。復帰後のモヤモヤについてはこちらをご笑覧ください ↓


生きていれば、本当に色々起こります。昨日、感じたことも今日になれば変わっているかもしれません。

優秀な仲間の中で人と比較してしまい行動できなくなったときも、マネージャーはすべての正解を持っていなければいけないという囚れで八方塞がりになったときも、仕事と育児の両立でもやもやを抱えて動けなかったときも、漠然と40歳想像し不安に駆られたときも、私の背中を押してくれたコーチングという職業にふと興味が湧き、2020年秋にCTIジャパンというコーチング教育機関に飛び込みコーチとしての活動を開始、2022年4月にCTI認定プロコーチの資格を取得しました。また組織が成果を出していくためには、「個の力」と「チーム力」が必要ではないかという思いからチームに対するコーチングも学び実践しています。

20代の自分は、今の私を想像していたでしょうか。

目標や、未来像がある人は凄そうに見えます。羨ましくも思います。何もない自分にただ焦りを感じて、何かすぐに決めなければと思っていないでしょうか。チーム力を上げるために孤軍奮闘していないでしょうか。

ちょっと違う景色を見てみたいなと思った方はぜひコーチングを体験してみてください。
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