今日も明日も多分生きてる。 そう書いたあの時の私、ちゃんと生きてます。 やっぱりぼんやりとしているけれど。 もっと言うなら、前よりもさらに視界は曇ってきている気がするけど。 明日、高飛びする。 なんてことはない。ただのひとり遊び、突発的なひとり旅行。 でも、高飛びだ。 どこかへ逃げたいから、全て捨て去って、何か綺麗なものだけ見つめていたいから。そんな気持ちに突き動かされて、飛行機に乗るから。 去年もした。 去年は、どこか死に場所を探すくらいの気持ちだった。 今すぐじゃな
なんだかんだで生きているな、と思う今日この頃。 外は暗くなってオレンジの光ももう見えない。家の前を通る元気な子供達の声の代わりに、朝より少し萎れたスーツの人が漕ぐ自転車のカラカラという音が響き始める。 今日ももすぐ終わりだなぁ、と暗い部屋で天井を見ながら考える。 今日はもうすぐ終わるけれど、私の人生はいつ終わるのだろう。 いつからかだなんて覚えていないけれど、漠然とずっと、消えてしまいたいと思って過ごしている。 死にたいようなそうじゃないような、そんなきもち。 死は重
私は完璧主義だ。 実際はそんな言葉で片付けたくはないが、とりあえずそう記しておく。 自分が完璧主義だと気づいたのはいつだっただろうか、正直、その傾向は昔からあった。でも自分にとってそれは当たり前で、それが「完璧主義」なのだと気づくことはなかった。 小学生の低学年のころ。4歳から通っていた塾で、基本テストの後に応用テストをやった。先生に返してもらったそのテストは、多分75点くらいだったと曖昧に記憶している。 点数を見た途端、涙がこみ上げてきた。小学生の私にとって80点以下
便宜上、被写体とカメラマンと書いたが私自身はどこにでもいる、ただ写真を撮るのが趣味な女だ。 これは愚痴というかなんというか。同じことを思う人も結構いるんじゃないかと思う。 それはさておきだ。写真が趣味でそれなりに撮れるとなると、友人からカメラで撮って欲しいと頼まれることもあるだろう。 友達同士で気軽にそんな話をすることも多いのではないだろうか？ やっぱり映える写真には憧れるし、カメラで綺麗な写真を撮りたい！という思いの子も多いだろう。 そこで友達が趣味で写真を撮っていた
