待っている

満ち足りているはずの日常と
大事な事は
いつも
昨日の中にあるような気がして
寂しくなる、夜

子供の頃を過ぎた大人でも
悲しみも虚しさも
平等にやってきては
夜の隅っこで、泣く

そして
何もなかったように
密やかに待つ
朝焼け

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