夏のせい

溶け始めたかき氷が
指先を濡らした
見上げた太陽は高く
ふらついた目眩

蝉が
命を主張するようにないて
ああ、夏だなと
ぼんやり思う

同じような一日
同じような朝

あなたを
思い出した夜

後悔なんてないけれど
少しもない、けれど

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