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松坂夏海(なつ)
2018年10月24日 19:47
遠ざかる街の喧騒ポツンと灯る街灯はどこか他人顔で重なり始める夜を背にして確かな何かを探す目を凝らして一人きりで当てがなくても
2018年10月23日 18:39
待ちぼうけばかりの恋は涙を忘れて優しさも忘れて指先が冷たくなりました真冬のすました空にさよならも言えずただ背中を見送るばかり
2018年10月19日 18:20
風の匂いをまといましょう青く青い空を行きたいところまでふらりとゆらゆらと意思は次へと繋がるための明確な意味きっと私たちは自由なのです
2018年10月17日 11:50
言葉を探している間にいくつかの約束も時間も過ぎ去ってしまった今日も今日が緩やかに通り過ぎては遠くで誰かが手を振っているさよならと言えずに終わったあの恋は今、幸せだろうか
2018年10月13日 23:59
週末はいつも浮かれ気味で私たちに時間を忘れさせてしまう認めてしまおうよ月曜日の危うささを泣きそうな痛みに笑顔が似合うと気安く言わないで
2018年10月10日 21:22
さらり、とかわして忘れるくらいでいいよ雨が降るように空が晴れるように風が吹くように何気ない毎日の中に溶け込んで気づかないみたいにこの告白をさらり、とかわして
2018年10月8日 19:28
ほんの少し重みを増した群青色の空はどこかひとりきりであなたと私によく、似てる寂しさを含んだ思いは吐いた息と一緒にどこかへ行ってしまった途切れては、途切れては散り散りに、散り散りにあなたを知りたかった、もう少し私を知ってほしかった、もう少し夕方六時の空の冷たさにこの胸を抱えて途方に暮れる、手前