はとバスに乗ったり新幹線を見たり
●今読んでいる本
『ひとを<嫌う>ということ』中島義道
『イリノイ遠景近景』藤本和子
『くもをさがす』西加奈子
『東京の生活史』岸政彦
『きれいになりたい気がしてきた』ジェーン・スー
***
今週のしいたけ占い
気力・体力の回復に自分の想像を超えてくるものを見るのがよい、というの、実感としてある。週末にドレスコーズの爆音上映に行くことにしたので、きっとそれが回復作業になるのでは、と思っている。あとはなにかな、美術館にも行きたいんだけどな。
自分と戦ってる、のはわかるようなわからないような。でも確かに、チャンスはすぐに捕まえなくてはとは思っている。
例えば、昨日話の流れで思い立って予約して、今日はとバスの東京観光ツアーに行ってきた。とても楽しかったので、チャンス捕まえるの大成功だったなと思っている。ちょっとの躊躇いvsやりたい気持ち、のとき、「もしつまんなくてもつまんないってわかるからいいや、やってみよう」と考えてみてる。それを最近続けてる。失敗してもいい、失敗だって知ることはとても大事っていうのを実践している。そう考えてみると、たしかに自分と戦っているかも、自分の慣いぐせと。
明日なにする?
と昨日マックで話していて(今ハッピーセットがトミカだよ)、はとバスに乗りたいと思っていたことを思い出したので、行くことにした。
わが夫は、こういう急な話を動揺もせず受け入れる。それを受けてわたしのほうがちょっと躊躇い始めても、「いや、いいんじゃない?」と背中を押してくれる(その上で更に躊躇ってやめると言い出しても、ただ受け入れて決して責めない)。こういうことは度々あり、その度にこの人と出会えてよかったなあと思う。
閑話休題。
ゴールデンウィークだしさすがに厳しいかもと思いつつ、予約状況を見てみたらいい時間が空いていてた。ラッキー!
それで今日行ってきた。
観光バス、小一時間で皇居ら辺からお台場銀座とぐるっと東京名所を回るコースだったのだけど、ガイドさんのお話が面白くてとても楽しかった。ガイドさんが話し始めたときと、終わりの挨拶のあと、みんなが拍手するのでわたしも拍手した。こういうときほんとに拍手するんだなあ!って妙な感動があった。
子どもは、家を出る時からはとバスのトミカを握りしめていたのに、いざはとバスと写真を撮ろう!と言ったら「しない!」といってトミカを背中に隠してしまった。小一時間は幼児には長かったようで、「降りたい〜」と言ったあと後半は眠っていた。はとバスだけでいうと、大人の方がエンジョイしていた。
新幹線が見えるレストランで食事をしたあと、ホームに新幹線をみにいった。はやぶさがホームに滑り込んできた時は、初めて生で見るはやぶさにあがった。新幹線の写真を撮りながら、新幹線の写真を撮っているなあ、我が人生にそんな瞬間が訪れるとは…と不思議な気持ちだった。生きていると、かつて想像すらしなかった行動を自らの意思に基づいて自然な流れで行っていることがあり、それに急に気づいたりすると面白いなぁと思う。いろんなことがおこるね。
郊外郊外田舎田舎と思っているけど、とはいえ1時間もあれば東京駅まで行けるのだ。朝ゆっくり家を出て、観光バスにのったり新幹線を見たりして帰ってきても、夕方になる前には帰って来れる。子どもが大きくなったことも大きいな。
都内に遊びにいくことはそんなに身構えることでもないと思えて、楽しいことが増えた気がしてうれしい。すこし身軽になった気がする。まあ大人2人いたしね、というのもあるかもしれない。子どもにもっと都会を見せてあげたい。
天気がいい日。
一昨日から子どもが熱を出している。今日は食欲が出てきたようなので、お散歩に行きたい。
今、『くもをさがす』読了。ちょうど昨日、『東京の生活史』を借りてきたところ。
熱は下がったものの、
こどもはひどい咳が続いている。咳き込んで吐いたりもするので心配。飲み物をいつもにないほどぐんぐん飲み、ごはんはほとんど食べない。一時は食欲も戻ったように見えたが、心配。ぱっと見は3歳特有のイヤイヤでごはんイヤイヤしてるだけにも思えるが、果たして。水分ぐんぐん飲むのは、喉が渇いているからかお腹が空いているからか。喘息気味なので、そちら由来の咳のような気もするが…
病院空いてないしなと様子を見ていたけど、こういうときのファストドクターだった。使ったこともあるくせに、いざという時思い出せない。どんくさくて嫌になるが、今思い出したので朝になったら診察してもらおうと思う。
こどものイヤ&イヤが炸裂し、
ドレスコーズの爆音上映に行く予定がふいになった日。まあそのおかげで、今夜は美味しいレモンエールをのめたし、信玄餅も食べられた。
義母に会うと、こどもの先々のことを相談してしまう。今回は「勉強しなさい」と言いたくない問題について。
夫とも話した。共有したこととしては、
・こどもが楽しく生きられるようサポートをすることが第一。
・親(主にわたし)の「自分はこうだったからこうしてあげたい」は、新たな呪いを生むので禁物。こどもが求めているか否かだけが基準。
自分で自分がなにを求めてるか/楽しいかを知ること、知るための力 > 学力、とわたしは思っているな。現段階で。こどもの興味を潰したくないな。たくさんトライアンドエラーをするといいなと思う。
だから、まあこどもに必要そうなら「勉強しなさい」と言わざるをえん時は来るのかもしれんけど、という。そんな感じだな。どんなふうにだって生きていけるなという大人の姿をいっぱいみせてあげたいな、立派でなんてなくても生きていけるという世界観。あと、こどもが大人になるころにそういう社会であってほしい。そのためには今の社会のこと考える必要があるよな、とも思う。
2023/05/01〜2023/05/07
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?