見出し画像

2022-2023の創作について

今年の創作について振り返ってみたいと思います。
が、その前に、以前の記事が2019-2020で止まっていたので、空白の期間についても少し書いておきたいなと思います。

2020の創作について

前回2019-2020の記事を2020.1.6に書いているわけですが、この頃はまだコロナ禍はじまっていなかったのかな。
文フリ広島に行く予定のことや「短夜にこいねがう」をkindleで出したいという話は書いていましたが、そのあたりは達成でした。

しかし2月の文フリ広島に参加できたのがほんとうにギリギリのところで、コロナ感染が徐々に全国に広まっており、参加するかしないか非常に迷いに迷いに迷った挙げ句、できるだけの備えをして参加をしました。

振り返ると、そこから先が当分イベント参加ができなかったし、遠出も自粛しましたので、参加して本当に良かったと思います。

2020は、開催されたオンラインイベントに参加したりはしていましたが、出鼻をくじかれた感じというか、何かと意欲が失われ、あまり創作活動はできなかった気がします。

スマホで執筆する練習をしてみようと思い(今思えば、家にいるのに何故だ)スマホでちみちみと書きかけた作品がいくつかあります。

いい加減長編にとりかかろうと思い始めた晩秋あたりから2021冬にかけては、妊娠してつわりがあまりにもひどく、創作活動どころか生存するのがやっとという状態でした。

スマホ執筆の練習が功を奏して、グロッキーになりながらも比較的マシな状態の時になんとか書けたのが、こちら。
さいごにあいたいひと

魔法のiらんどの「魔法の5分間」という企画で、「地球消滅までの5分間」をテーマに書いた作品です。受賞まではかないませんでしたが、作品集にえらんでいただけました。
長編2作が魔法のiらんど大賞の最終選考に残ったりはしました。

2021年の創作について

なんとか体調は戻ってきたもの万全では無い状態で、年の前半はあまり創作できる感じではありませんでした。
オンラインのイベントには参加して、この2年でたくさん本を手に取っていただけたと思います。

7月に出産し、その後も創作どころでは無い状態が続いてはいましたが、再びスマホ執筆の練習が功を奏して、カクヨムでの企画に2つ短い話を書きました。
たぬきにお願い
あたたかいものは半分こ
あとは過去作をせっせと転記したりしていました。
魔法のiらんど大賞で「終わりの町で鬼と踊れ」が最終選考になったりはしました。

2022年の創作について

さてようやく本題の2022年。

仕事復帰からの詰め込みすぎ

創作活動をみんな楽しそうにがんばっていると、自分を何かをしたいとものすごくもどかしくソワソワしてしまうものですが。
4月から仕事復帰をして、体調不良と仕事の往復という感じの日々を送っていました。時間に追われまくって目まぐるしい日々でした。
ライター業のようなことをはじめてみたものの、時間が足りなさすぎてあまりにもしんどかったので、隙間に無理矢理何かをやるのをやめたほうがいいのではと見直しをしました。

育休中はコロナ禍に乳児を抱えての生活で、本当にあまり外に出ない(出られない)生活が続いていましたので、復帰後体もついてこなかったですし。抱っこ紐で10キロ超える子供と荷物抱えて通園するのもしんどく、ダイヤ変更で産前よりももっと通勤が大変になったりもしました。
子供はまだ離乳食の時機だったのもあって、寝かしつけを終え、夫が帰ってから大人の食事を終え、その後深夜までかかって作り置きをしたりというのも大変でしたし。

そんなこんなで無理するのを早々に放棄して数ヶ月、そろそろ活動したいなと、2022年後半からはボチボチと動き始め、久しぶりに「文学フリマ福岡」に参加しました。

子連れイベント参加


いつも夫と二人で売り子をやっているので、今回からは自分一人か、子供をつれて三人で行くか迷いました。しかし幸い地元で家からも近いし、よく知った場所なので周辺環境も分かっているし(会場近くに公園があります。遊具無いけど)、三人で参加してみました。
大変でしたが、会場の皆様本当に良くしてくださり、とても楽しかったです。次は何か新しいものを持って参加したいな!?

そして今年もせっせと過去作を転記したりしていたのですが、
そのうちのひとつの「終わりの町で鬼と踊れ」がアルファポリスのドリーム小説大賞の奨励賞(実質最終選考ですが)をいただきました(最終選考にまではいくんだなあ……)。
あとは、他の作品がメディアワークス文庫のお題コンテストで最終選考に残ったりはしました。

小説外の創作

ちなみに執筆活動としては、2022後半から少し小説とは違うことをやっています。
文章書きでも小説とは違う新しいことが出来て、刺激になって、慣れないことに戸惑いつつもとても楽しいです。

私は短期決戦の過集中タイプなので、描写など細部への気配りだとか資料の読み込みだとかを細切れの作業になって巻き戻し巻き戻しになるのがとても苦手で(編み物の編み目数えながら模様編みしてるところ中断させられて何回もやり直すみたいな感じかな?)、
夜泣き対応で中断しながらだとどうしても集中できなく、何をやっていたか分からなくなってしまって、それがもうはじめるまえから嫌で、長編作業などに取り組めずにいる状態なのですが。

今やっている作業は人と共有しているという事もあって、はじめからある程度全体像がみえているし、
私の小説の書き方にすごくあっているなというのが発見でした。
表現の仕方そのものが違うこともあって、小説とは違う労力や気遣いどころがあるのですが、工夫のしがいがあるというか。

まだ途中すぎて完成させられるのかも不安なので、普段はやりかけのものやりかけてるとも言わないのですが(ビビリ)、
「なんか色々やってはいるよ」って言いたい感じになってきたので、書いてみました。
2023年には表に出せるといいな。

あとは何げにプロットのようなものは書き散らしたりしてはいました。
スマホ執筆で書きかけたものもちょこちょこあるのですが、形になってはいないなー。

2023年の創作について

そんな訳で2023年は、今やっている作業がオープンに出来ればいいな、というのと、そろそろ長編が書けたらいいなとは思っています。
夫の夜泣き対応の協力もあって、なんとか時間は確保でき……たり、できなかったりではありますが。

短編とかもちょこちょこ書いていきたいし。
最近、短編のテーマ賞に応募したいなと思って、何か思いついても「しょうもな」「ありきたり」と思ってしまって書き始めもしない事が多くて、
斬新な思いつきや個性的な物語を書けないことがすごく口惜しくはアルのですが、
何百回こすられてる感じのものでもいいからとにかく書こう、とも思います。
……なんかどっかで別名義でこっそり公開したいとか思うんだけど、たいがいのサイトに登録してしまってはいるので、どうしようかなーと悩み中。

あとはイベントもちょこちょこ参加していきたいな。
一応「文学フリマ広島」予定を入れてはいますが、無事に行けるかなー。ドキドキです。
他にもイベント参加できたらいいな。
ネットなどでの情報が追えなさすぎて、各地で開催されている委託系のイベントも見逃しまくって残念な思いをしているので、いつか参加できたらいいなと思います。

上でも書きましたが、過集中タイプなもので、数ヶ月ガーッと作業したら、一ヶ月くらい何もしない、みたいなことをやってきていたので、
現在、毎日隙間隙間でせっせと作業していると言う今の状態がずっと続いているのは非常に珍しいです。
先日ちょっとさすがに体力切れでここ数週間エンストって感じでしたが……。
すぐ何かと詰め込みたくなるので、無理しすぎずにバランス良くやっていきたいとは思っています。

この記事が参加している募集

振り返りnote

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?