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「私を笑わないで」感想

漫画アプリcomicoで連載していたくるみ亮さんの「私を笑わないで」を読んだので感想を書きなぐっていこうと思います。

「私を笑わないで」は、ルームシェアをしていた2人の女の子を取り巻くダイエットや摂食障害や人間関係を描いたマンガです。

絵がとってもカワイイ!それに加えて体重変化の表現がすごい。体型ってここまで分かりやすく表現できるんだ〜という感じ。

数年前に途中まで読んでいて、何故だか忘れたけどそのまま読んでおらず、最近ふと思い出したのでアプリをインストールして読んでみました。

感想と言いつつ自分語りが多くなるかも。笑


以下ネタバレの可能性あり。


マンガを読んで、摂食障害ってちょっとしたきっかけで誰にでも起きることなのかもしれないなあ、と思った。

作中の2人の主人公は、家庭環境はまあ特殊だったけどどこにでもいるような若い女の子だった。

そんな子たちが飲み込まれてしまうような失恋などのストレスとか、日常の何気ないひとコマで言われた言葉とか、きっかけはどこにでも落ちているのかも。

実際私も悩み事があるときはごはんがなかなか食べられなかったし。

それを加速させるのも留まらせるのもやっぱり自分の意思が大きいというか。

他人に何を言われようがそれはきっかけにしかすぎなくて、継続させるのって自分の内側の考え方や気持ちなんだよね。それに気付かせてくれる周りの人の存在は大きいけど、その優しさや気持ちを受け入れられる準備ができてない時とできてる時があるよね。タイミング。

主旨とはちょっとズレてるだろうけど、そういうことも考えさせられた。

随所に共感してしまうようなところがよく出てきて、案外このマンガみたいな状況は身近にあるのかもしれないと思ってしまう。



各話の最後に主人公2人の体重が書かれていて、それが増えたり減ったりでハラハラ要素のひとつだった。

体重が書かれてあることで気持ちとか状況が分かりやすくてめちゃくちゃ良い表現だな、と思ってた。

でも最終話で今までずっっっと書かれていた体重が書かれてなくて、そのかわりに「もう気にしない!」ってあったの、もーーーいろいろ吹っ切れたんだなあ、というか、今までずっと縛られていた「体重」をそう言えるようになったのは主人公たちの心情の変化がいちばんわかる感じで、すごい…(語彙力)

「もう気にしない!」だけで涙腺決壊した。



最後に愛莉が誰を選ぶのか…ってところもかなりドキドキしながら読んでた。いやーーー愛莉すてきな女性…それはモテるよ…



とにかくおもしろくてかなり短期間で読んじゃった。

最近のcomicoのシステムがよく分からないのだけど、課金しなくても広告見れば1日の上限とかないのかな?




余談ですが私は最近人生最高体重を更新してしまい、冷静にデブなのでどうにか自分に合ったダイエット法を探してやせます。まじでやばいので頑張らないといけません。10kg痩せたいです。






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