厄除大師にいっておみくじ引いたら、凶だった話 Mori note#3

こんにちは、Mori(モリ)です。
Mori note#1, #2で2022年は色々あったので、厄除に行ってみることにしました。
厄年の妹と一緒に某有名厄除大師様で護摩祈祷をしていただき、無事御札をいただいて帰ってきました。

年始ということでものすごい混雑でしたが、お線香を炊く匂い、護摩を焚く熱気、お坊さん方の腹の底から響き渡るような、心地の良い般若心経。
五感で非日常を感じられたようで、とてもリフレッシュできました。
普段はスピリチュアルとか験担ぎには、それほど関心がない方なのですが、なんだかパワーをいただいたような気がします。ありがたや。

ご祈祷代をお納めし、御堂をしずかに進みながら、ご本尊へ手を合わせます。
すまいと名前を名乗り、いつもの口上を心の中で唱えます。
本当は神様やお釈迦様によってお唱えする内容が違うのでしょうけれど、だいたい私は
「いつも見守ってくださりありがとうございます。今年も慎ましく精進して参りますので、どうか私の道行きが良きものになるように、引き続き見守ってくださいませ」
という趣旨のことを願い、お伝えすることにしています。
これは私の信条によるもので、「神様仏様はお忙しいので、何でもかんでも願いを叶えられるのではないけれど、毎日の行いを見てくださっている」ので、それはとても有り難いことだと思っているからです。

さて、タイトルの件ですが、護摩行の完了した御札を拝受した後、妹と一緒におみくじを引きに行ったのですが・・・
何と、凶のおみくじを引いてしまいました。おや、、、厄除けとは?
ちなみに妹は大吉です。やるな・・・おぬし。

きっと数ヶ月前に家を追い出された私だったら、「だめだ・・・このままだと死んでしまうかもしれない」とスーパーネガティブモードで、がっくりと肩を落として落ち込み、せっかく一緒に来てくれた妹とろくに話もせず家に帰って、メソメソしながら眠れない夜を過ごしたことでしょう。

でも、一人になって心の落ち着いた、今の私は違います。

ちなみに、私の凶おみくじの各項目を見ると、
「悦び事:なし」・・・え、なし?!
「婚姻・恋愛:慎重に話をせよ、動揺せず静観するべし」仰せのままに。
「勝負:負け越しなり」・・・投資のことかな・・・?はい、塩漬けです。
「訴訟:勝目なし、和解に多少の不利」・・・ありゃ、不利かい。
そして、現況の総括は
「諸事始めるのには時期尚早。進退どうするか、結果がどう出るか、心を病みがち。心を落ち着けて時期を待つべし」

おや、、、これは今の私の心模様を反映しているみたい。
確かに、よる一人になったときに寝られなかったりして、心身ともに疲れて気落ちしているというか、滅入ってるところはあります。
相手が何を考えているかわからないことに不安を覚えているから、です。
ですが、各項目の内容も「そういう覚悟をしときなさいよ」と戒めてくれているみたい。逆に励ましてくれているようで、元気が出ます。
ということは、このまま慌てず騒がず、時が解決するのを待ち、ありのままを受け入れて進めということ!
と、解釈することにしました。

おみくじって、不思議ですね。
「内容次第で一年間が決まるもの」
というよりもむしろ、
「今私が心の裡に仕舞い込んでいる悩みや苦しさを言語化して、納得して前進する助けとなる、道標のようなもの」
なんでしょうね、きっと。まるで私の心を写す鏡のようでした。
よぉし、明日も元気だして頑張るぞ。

御札はしっかり南を向いた格好で設置しました。
集合住宅住まいなので、「雲」を毛筆で書いて天井に貼り付けて、ちゃんと「この上を人は歩きませんよ」というおまじないも、しっかりしました。
神様や仏様の上を人が歩くのは、大変な不敬なのでご法度なのだそうです。
またひとつ、勉強になりました。

以上、本日はここまで。
ここまで読んでくださり、ありがとうございます!
それでは、またあした。モリでした。

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