特別展「侍〜もののふの美の系譜〜」
福岡市博物館で開催中の侍展へ。
刀剣乱舞とコラボしてることもあり、今回展示されている刀剣男士たちのパネルが階段下にずらりと並んでお出迎えしてくれます。
この展覧会、刀剣の展示の仕方がよいです。
鑑賞者の想定身長も低めに設定されているらしく、154センチのわたしも背伸び不要だったし、とにかく見やすい。
刀剣にだけ注目されがちですが、黒田長政の袴、甲冑の歴史や変遷も追えるし、普段なかなか展示されないものもあったりと、子どもの学習として訪れるのもおすすめです。
鑑賞したときには刀剣乱舞に未実装だった桑名江、鑑賞者がほぼスルー状態で、同行者と「なぜ?」となっていたのだけど、これで注目されることでしょう。
力強くてよい刀剣なのでぜひご覧あれ。
平日午前中でも結構な混雑ぶりなので、博多藤四郎や五虎退、物吉貞宗の展示エリアは最前列での鑑賞待ち行列がものすごいし、留まる時間も長めなのでなかなか列が進まずやや見づらいことがあります。
不満点といえばそれくらいで、とにかく満足感がものすごい。
関連イベントで熊本城おもてなし武将隊の演舞&トークも参加したのですが、これまたよかったです。
学芸員さんのお話がものすごく面白くて、何時間でも聞いていられるくらい。甲冑の歴史を武将隊の面々が身に付けている甲冑を使いながら説明され、官兵衛様の甲冑に関しては「考察が甘い」とばっさりと切られておりました笑
後期も楽しみに伺います。