書くということ。

文章を書くきっかけは、何だったかな。
中学生の時、大好きな作品があって、大好きなキャラクターがいて、彼らの違う一面を見たくて、自分で作り出してみたこと、だった気がする。
周囲に“書く””描く”友人がいて、自由に書いていいんだ、ということを知った。
たくさん本を読んだし、たくさん文章を書いた。
でも段々とそのコミュニティが煩わしくなって、本からも遠ざかって、今はただただ、モノを消費する毎日になっている。
それで良いのだろうかという問いかけが、常に頭の片隅にある。ほんの1ミリくらいの小さな立方体。

これまでの人生において、記録しておきたかったことがたくさんたくさんあって、それは単純な後悔であったり、喜びであったり、こういう世界だったら良いな、というものもあれば、あの時こうしていたら、というものもある。
それらを改めて反芻して、文字にしておきたい。

私は文章を書くことが好きだ。
そのことをすっかり忘れていて、ついさっき思い出した。
2021年4月1日の深夜。
2021年3月31日は一粒万倍日で、天赦日だったらしいことを知った。
神も仏も信じていないのに、神社にはお参りに行くし、こういう日取りを意識する自分が不思議だ。

一粒万倍日。何か、自分にとって芽が出る出来事であると良いな、と思った。

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