言葉以外のメッセージとコミュニケーション。
聞くことは、聞く前から始まっている。
話しかけやすい雰囲気だとか、必ず挨拶を返してくれるだとか、
ちょっとした目くばせだとか。
常日頃から、「私はいつでも話を聞くよ」「あなたを気にかけてるよ」
というメッセージを出している、そんな人だから話せる。
この「言葉以外のメッセージ」を使う人は息をするように
相手のサインをくみ取る。オートセンサーだ。
自身が「言葉以外のメッセージ」を駆使するので、相手もそうだと考える。
しかし、このサインを重要視しない、もしくは意識したことがない
という人ももちろん大勢いる。
「わかんなかったら聞いて」
「いつでもいいよ」
「なんで言ってくれなかったの?」
こんな会話のなされるときは、
言葉と言葉以外のメッセージが一致していないのではないか。
デスクでため息ばかりついている。
大きな音でイライラとキーボードをたたく。
脇目もふらずせわしなく歩く。
そういう人の、「いつでもいいよ」に私はかなり戸惑う。
口ではそう言っているものの、本音では違うのだろうなと受け取るからだ。
それでは仕事にならぬので、もちろん話しかけるのだが、
案外こういったコミュニケーションの違いが
「コミュニケーションコスト」とやらを生んでいるんじゃないだろうか。
今日は、熱いチャイティーが美味しい。
美味しいお茶を飲んで、気分よくまた何か書き残せますように!