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Meta、スマホ版Horizon Worldsのクローズドβテストを開始

MetaがソーシャルVRプラットフォームである「Horizo​​n Worlds」(ホライゾンワールド)のスマートフォン版Horizo​​n Worldsのクローズドβテストを開始します。

仮想空間内で身体を使ってコンテンツが作れるHorizon Worlds

あらためてHorizo​​n Worldsをカンタンに解説すると、仮想空間のなかで他のユーザーと一緒に遊んだり、コミュニケーションができるソーシャルVRプラットフォームです。

表現力は決して高くはないものの、Quest2/Quest Proの高いハンドトラッキング機能を活かせるワールドが複数存在しており、数十万人のユーザーが存在すると言われています。

また人気Questアプリの1つであるRec Roomと同じように、仮想空間内でビジュアル言語を駆使してコンテンツやギミックを作り込めるプラットフォームでもあります。Rec Roomでの経験で言わせてもらうならば、身体を動かしながらのプログラミングはなかなかに新鮮な体験でした。

VRユーザーだけでは物足りないか

Metaは2022年に、スマートフォン版やブラウザ版Horizo​​n Worldsを計画していることを明らかにしていました。QuestシリーズでVRカルチャーに多大な貢献をしているMetaですが、彼らが意識する(そして投資家が期待する)ユーザー数を得るには、Questシリーズを持たないユーザーも取り込む利用者拡大施策が必要ということでしょうか。

子供のユーザーも受け入れる姿勢をとったMeta

Horizo​​n Worldsはもともと18歳以上を対象とするサービスでした。しかし2023年4月、MetaはHorizo​​n Worldsの対象年齢を13歳以上と改定。

また今年後半には、VRヘッドセットであるMeta Quest 2の対象年齢を13歳から10歳以上に引き下げるとも報道されています。

RobloxやRec Room、フォートナイトといったゲームコンテンツ中心のプラットフォームが世界中の若年層を惹きつけていることもありますし、大人のユーザーが多いFacebook、20代のユーザーが中心軸のInstagramとは別に、子供に受け入れられるプラットフォームを持ちたいとMetaが意識しているとも考えられます。

なお日本アカウントで申し込むと「おまこく」に

Image: Meta

スマートフォン版Horizo​​n Worlds クローズドβテストの参加受付はすでに始まっています。ですが、日本のMetaのアカウントで申し込むと「あなたの国からは申し込めない」といったメッセージが表示されます。

Quest版Horizo​​n Worldsは現在アメリカ、カナダ、ヨーロッパでのみ提供されていますが、スマートフォン版もそれに準じる模様ですね。

情報元:Meta

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