成人の日前夜に考えること

お久しぶりです。

実は私、新成人でして、明日は一応祝われる側の人間なんです。

ですが、成人式を意識する年齢になってから考えていたのですが、

元から成人式には行かないつもりでした。

今回はこのことについて少し記録に残していきたいと思います。



私の中学校はまあ柄が悪いです。当時から私には少し息の詰まる環境でした。

友人関係が第一、もし彼氏ができたら絶対いじられるから極秘交際、部活やクラスでのカースト などなど

私はある程度友達もいたし、テニス部だったんで、よく言う「陰キャ」ではなかったのですが、最前線にいるからこその人間関係の大事さを痛感していました。

このような環境からお察しの通り、我が母校は市内で最も平均学力が低い学校でした。部活に集中していたときはこの事実をあまり実感することはなかったのですが、それを痛感したのは中学3年の受験シーズンでした。

私は今の偏差値では届かない進学校を第一希望にしていたため、とにかく勉強することが求められていました。休み時間も勉強したし、日夜の勉強で授業中は先生に心配されるくらい爆睡してしまっていました。でもそんな風に過ごしていたのは本当にごくわずかな人たちだけだったんです。

無事第一希望の高校に入学し、真面目だけど楽しい高校生活を送っていたわけですが、中学の友達の様子をツイッターやインスタで見てみると、高校もろくに行かず、毎日知らない大人と酒を飲んだりドライブに連れてもらっていたりなどと過ごしていました。はい、ここで思ったこと。

「あ、この人たちとは価値観が違うんだ」

そんなことを思うようになってから、中学の友達とは疎遠になっていき、高校2年生には遊んだりするような関係の中学時代の友達はいなくなりました。。

価値観の違う人たちと今更会って、一体何が刺激になるのか。何を懐かしむのか。今でもそう思っています。

もちろん、成人式は、そういう目的ではなく、改めてお酒を飲んで、積もる話をして、新たな人間関係を形成するという醍醐味(?)もあるかもしれないけど、私にはそうしたいと思えるような人間がいなかったんです。寂しい。

まあこんな感じで私は成人式には行かない!と心に誓いました。一緒に行くような友達もいないしね。

今年はコロナの影響で私の市もオンラインになりましたが、どうやら彼らは振袖やスーツを着てどこかで会うようです。劣等感に駆られてしまうので明日は絶対インスタ見ません。(こういうところは脆い)

実は私も「明日がとっても楽しみ!みんな会おうね!」と不特定多数の人間に宣言できる世界線にいたかったですが、残念ながらそのようなことをいう気分じゃないのでやめておきます。


最後に

私が何回も成人式には行かないと言っていたにもかかわらず、何回も「前撮りくらいはしたらいいんじゃないの」と言ってくれた、母親に感謝と謝罪を。

私は前撮りだけのために振袖を用意するなんてお金もったいないから断り続けてたんだけど、母親としては娘の振り袖姿を見て門出を祝いたかったんじゃないかと今考えると思います。

相当親不孝な娘ですが、明日はいつものように晩酌して楽しみましょう。親孝行はまたの機会にね。


年を重ねていくごとにどんどん考えがひねくれていっていることを実感している今日この頃のオレですが、みなさんは素敵な成人の日をお迎えください。

ではまた。おやすみなさい。

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