平凡学歴でコンサルになる方法① どうやって受かったの?
こんにちは。決して偏差値が高いとは言えない大学から、数年前にBIG4※コンサルに転職した30代女です。
※デロイトトーマツ,PwC,KPMG,EYのコンサルティングファームの総称
私の知ってる限りですが、
私より学歴が低い同僚をファーム内で見たことは…
ありません…(悲)
そんな私がどうやってコンサルティングファームに受かったのか、学歴なしでもコンサルに受かるためのポイント、選考準備の仕方などお伝えします。
平凡学歴がどうやって中途入社でコンサルになったか←本記事
どんな経歴のヤツなのか、どんな準備をして、なぜ受かったのかコンサルに受かるための選考準備←後日
どんな経歴やスキルがあれば、コンサルファームに入社できるか←後日
結論、受かるために必要なこと☝️
この2つにつきます。
①コンサルに通じる業務経験があること
②情報を得るため、良いエージェントに出会うこと
これが揃っていれば、学歴は関係ありません。
特に①はマストです。
無いなら今から作るしかありません。また自分は気づいていなくても「実はすでに経験してる可能性」もあります。(私はそのパターンに近いです。)
それに気づかせてくれるのは②の「良いエージェント」です。
※①は「3.どんな経歴やスキルがあれば、コンサルファームに入社できるか←後日」で詳細をお伝えします。
コンサルまでの経歴
私はコンサルが三社目です。そんな私の経歴を参考までにお伝えします。
1社目 PR会社入社
1社目は、あるメガベンチャー系のPR会社に入社。とにかく営業ノルマが大変で、得たスキルは
1にガッツ
2にマーケティング関連の知識(上澄レベルw)
そこまで専門的なスキルは得られなかった気もします。笑
2社目 SaaSベンチャーに転職
社会人4年目の年に当時まだ小さかったSaaS系ベンチャー企業のマーケティング担当として入社。
その中で、たまたま「マーケティングtech」ツールを使った業務の担当になります。
今まで、手作業で時間をかけてやっていたり、担当者の勘で行っていた業務を、デジタルのツールを導入して、高度化・効率化するんです。
そこで以下の経験から、「業務変革」「マーテックスキル」を獲得します🏅
ベンチャーだったこともあり、かなりスピード感を持って取り組め、導入したツールが割と早く軌道に乗り、成果が出始めました。
転職活動は情報戦で勝つ!
転職活動してみるか、と思いはじめた時にビズリーチでスカウトが来たコンサル専門のエージェントと面談をしました。
「とりあえず、力試しに受けてみようかなあ」くらいのノリで構えてていたのですが、あれよあれよと選考が進んでいき、すぐ書類選考の合格通知が…!
書類全突破!その訳は実力ではなく…
そして応募した全ファーム、書類選考が通ったのです。(のちにお伝えしますが、コンサルはほぼ書類で落とされるのが現実です。)
私の選考がスムーズに進んだのにはワケがありました
コンサルに受かる職務経歴書をエージェントが書いてくれた
私に合うコンサルファームを選んでくれた
コンサル独自の筆記・面接対策をしてくれた
そう。エージェントが「超当たり」だったんです。笑
そのため最小限の努力でコンサルに受かることができたんです。
そのエージェントが当たりだったポイントは「情報の量」と「サポートの手厚さ」です。
選考は情報戦です。
それ故にエージェント選びは超重要です。
エージェントとの最初の面談で今までの経歴を一通り伝えたところ、職歴に書き起こして、メールで送ってくれました。
コンサル業界は、とにかく「しっかりとしたドキュメント作成」ができることが大事です。
実際に入社後聞いたのですが、コンサル未経験者となると、ほとんど書類で落ちます。通過率は10〜数十人に1人レベルなのです。
割と年次の若い会社で、広告系やベンチャー系企業に在籍したことしかなかった私は、固めの文章を作成したことがありませんでした。(当時は、自分が作る文書に問題があることも気づいていなかったw)
さらに、自分のやっている業務を俯瞰して、世間一般、またコンサル的に言うと「なんと呼ばれる業務をしているのか」、「どんなポイントを伝えるべきものなのか」と、抽象化して正しく伝えるスキルも必須です。
が、今まで意識した事がなかった私にとっては、あまり分かっておらず、大変エージェントに助けられました。
「うわ、準備しててよかった〜😅」な面接
面接ではいかが超大事!です。
コンサルに刺さるコツを押さえてアピールすること
ケース問題と呼ばれるお題に、お作法を守って回答すること
ネットの情報を見ても、自分の経験はどう伝えればいいのかは分かりませんし、自分の作ったケース問題の解答に赤ペン先生はしてくれません。
そのエージェントは各ファームのケース問題の過去問や、どんなことが面接で聞かれるかをまとめており、
更に現役コンサルタントによる面接対策や事前の回答添削もありました。
コンサル選考にはコンサルに受かるコツを押さえる、独自の準備をする等、色々と情報が必要です。その情報を得ることが、とにかく大事なんです。
平凡学歴には賢いパートナー選びは必須です!
コンサルに受かったワケ
そんなこんなで、2社内定を頂くことができました。
「なんで内定くれたの?」って聞いたみた
内定承諾後、最終面接を担当した部門責任者(パートナー)にズバリ!理由を聞いてみました。
1.コンサルに通ずる業務の経験
そう、最も重要なのは「コンサルに通ずる業務の経験があるかないか」なのです。
(私は当時、コンサルに通ずる業務をしているなんて認識していなかったのですが…。)
※具体的にどんな業務がそれに当たるのかは、後日更新します。
2.コミュニケーション力
パートナーはニコニコしながらそう答えました。
内心、「え〜〜、そんなこと!w」「コンサルらしくないわぁ」と思いましたが、コンサルと言ってもファーム、更に同ファームでもチームによって雰囲気は本当に様々です。
私が受けたチームの雰囲気に、私は合っていたのです。
そして合っているファームを事前に、私がちゃんと選んだのです。これはエージェントから情報を貰い、相談をして決めました。
また、中途採用者を見ていて思いますが、コンサル未経験者に共通する点として一つ人柄はある気がします。
なぜなら、絶対に入社後つまずくからです。
超絶頭のいい、社会人一年目からコンサルで叩き上げられてきた後輩に指導されたり、今までの経験が全然役に立たなかったりするわけです。
そんな中でも上手く人間関係を構築できるかは、「1.コンサルに通ずる経験の有無」に次いで大事なのかも知れません…
と、ひとまず、私の例は以上です。
コンサルファームは確かに高学歴者が多いです。
中途採用者でギリMARCHがいるくらいで、
新卒入社の皆様なんて、もう…超エリートばかり。MARCHレベルは聞かず、有名国立大、早慶、特に慶應が多い印象です。(そして意外に理系もいる)
でも私はMARCHレベルでもありません。
ですが、書類は全て通り、内定は2ついただきました。
次回は「自分語りはいいから、どうやったら受かるか具体的に教えてよ!」という疑問にお答えする内容をお届けしたいと思います。
※初めての記事なので、辛辣なご意見でもいただけると助かります!
【次回】
2.コンサルに受かるための選考準備
意外に大事なエージェント選び、書類選考通過のコツ、コンサル独自の面接「ケース問題」や想定問答作り
3.どんな経歴やスキルがあればコンサルファームに入社できるか
周りにはどんなパターンの中途入社者がいるか、共通する経歴やスキルは何か
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