今月プレイしたゲーム(2024年4月)

今月は珍しくマルチプレイのゲームを複数遊んだりした。
楽しかったねえ。


パクレットのウサちゃん捕獲ゲーム

ジャンル:パズル
リリース日:2023年8月2日 ←もしかして"バニー"ってこと!?
¥ 1,400 (最安 ¥1,050)

激かわウサちゃん捕獲パズルゲーム。
リリース直後にちょっと遊んで積んでいたけれど、いつの間にか大型アップデートが来ていたので手を出しちゃった。
タイミングよくSteamのトレーディングカードにも対応して嬉しい。

ウサちゃんもかわいいし、主人公のパクレットもとても愛らしくて良い。
どこかポケモン赤/緑のなみのりグラフィックを思い出させる正面ドット絵も好き(画像なし)(本当は下にある)。

挨拶ができるよい子

ゲームシステムは、各巣穴(ステージ)で法則に従って逃げるウサちゃんを追い詰めて捕獲していくシンプルなパズルゲーム(嘘)。
ウサちゃんが踏むと動けなくなる罠や地形を破壊できるツルハシなど、ステージごとに解禁されていくギミックがいくつかある。
小道+罠ステージは解けた時の気持ち良さ、ツルハシステージは解いていく過程が好き。
難易度のスケーリングが丁度良くてパズルゲームの中では優しめ。
ただし……。

このゲーム、ここからがマグマなんです。
ステージにいるウサちゃんを捕獲していくだけかと思いきや、その実かなり奥深いシステムになっている。そう、巣穴だけに。

僕もずっと平和にぴょんぴょんしていたかったよ……

このゲームには通常のウサちゃんとは別に赤ちゃんウサちゃんがいるのだが、ステージ上に現れることはない。
じゃあどうやって捕まえるのかと言うと、2匹のウサちゃんをぶつけることで……""産まれる""。
そして、ウサちゃんを追い詰めることで、次のステージに向かうための穴に逃がすということも出来てしまう。
つまり……このステージのウサちゃん、もしかして次のステージに逃がして赤ちゃん獲得出来るのでは……?など、特定箇所のウサちゃんを他のステージで使う場面が出てくる。

こういった複数のステージが組み合わさったパズル要素がまぁ~~~難しい。そして面白い。
普段パズルゲームでゴリ押しプレイをすることが多い人は頭を抱えることになると思う。抱えた。
ネタバレを避ける為に詳しくは控えるけれど、この"巣穴の底"はまだまだ深いところにあるんだよね……。

あとBGMがめっっっちゃくちゃに良い。
特にお化けうさぎの巣穴は今月のBGM大賞です。大好き。

パズルが好きな人には是非この"巣穴"へと足を踏み入れてほしい。

ウサちゃんを翻弄せよ

START AGAIN: a prologue

ジャンル:JRPG,ADV,ループ
リリース日:2021年8月18日
¥ 1,120 (最安 ¥336)

In Stars And Timeの前日譚的な作品。
本編は↓ 昨年末にリリース済み

繰り返されるタイムリープ 《タイムループ》に閉じ込められた勇者パーティの一員 シフレンが ループしていること、ラスボスに負けることを仲間に悟られないよう何度も、何度も、繰り返していく物語。

システムはJRPGだけどプレイ感としてはADV。
MOTHERとかOMORIみたいな感じ?
"精神的"な要素アリ。

本編は来月プレイ予定なので、前日譚である本作単体での感想は難しい……。
2時間くらいで真ENDらしきものにたどり着けて、本編もプレイしたいと思えたので前日譚としては◎。
ループによって精神が蝕まれていくの、いいよね……。

世界滅亡共有幻想マミヤ

ジャンル:ビジュアルノベル
リリース日:2021年5月1日(最終章DLC:2023年11月22日)
本編:¥ 2,300 (最安 ¥ 1,540)
最終編DLC:¥ 2,000 (最安 ¥ 1,800)
Complete Collectionバンドル:¥ 4,300 (最安 ¥ 2,907)

"世界滅亡"を一番に心待ちにしているのは、きっと俺だ
初めから 映画を観ているように 客観的に流れていく人生だったから
終わるなら さっさと劇的に
群像劇みたいに 俺個人の苦しみなんてわからないまま終わってほしい
そうすればこの震えも 一人で抱えずに済むから

世界の終末が迫る世界で実存的不安に抗う若者たちを描いたビジュアルノベル(ストアページ紹介文ママ)。

ストアページから漂う"雰囲気ゲー"感で侮ることなかれ。
感じた雰囲気がそのままに実在していた。
※最後まで読みたい場合はDLC購入必須のため注意
※一部精神不安要素を含むため注意

毎度のごとく、ビジュアルノベル=物語がメインのゲームなので細かい言及は避けるが、想像を大きく上回る作品だった。
雰囲気ゲーっぽい空気で避けずにちゃんとプレイして良かった……。

どんよりとした仄暗さからはじまり、アツいところではしっかりアツい。
そして漂う"あの頃のビジュアルノベル感"と散りばめられた伏線。
冒頭に書いたような詩的なテキストも最高。
僕の好きな要素が沢山あった……宝箱でもあり、タイムカプセルでもある。そんなゲーム。

最後に大好きなテキストを貼っておく。
↑やっぱり消した。

Inkbound

ジャンル:ローグライト,ターン制戦略SLG,協力マルチプレイ(1~4)
リリース日:2024年4月10日
¥ 3,400 (最安 ¥ 3,060)

Monster Trainの開発元 Shiny Shoeによるローグライトターン制戦略SLG。
Monster Train同様大味な作りだが、こちらはより"シナジー/ビルド"に寄せてあるように感じた。

クエスト進行やロビー画面などにMMOっぽさがあってなんか良かった。

特徴的なのが、アンロック要素やクエストの多さ。
始めはビルドごとの最終的な形がほぼ固定化されてしまいそうに感じたが、アンロックされるレリックが多いのでプレイごとにビルドが変わっていってマンネリ防止になっている。
Star Captainをアンロックするのに30時間もかかっちゃった。

マルチも中々面白い。
プレイヤーターン中各ユーザーが自由に動けるので、マルチの方が戦略性が高いかな(中盤以降はプレイヤーが強くなりすぎて滅茶苦茶になるけど)。
このゲームはデバフ系の発生が遅く、炎上だと敵ターン終了時、凍結はその敵を攻撃した時にダメージが発生するが、マルチだと炎上即時発動スキルを味方に任せたり、凍結を付与して味方が攻撃を連打しまくる……みたいな協力プレイが楽しめると思う。

あとはデイリークエストの存在が個人的に大きかった。
取り敢えず今日もデイリーやって経験値貰っておくか~って感じで気軽にプレイを開始できる。
何を遊ぶか迷ったりでゲームを始めるまでに時間がかかる僕のような人間には助かるね。

固有の用語が分かりづらいのが欠点。
マルチで遊ぶ時もスキルはスキルって呼ぶしレリックはレリックって呼んでた。

Ember Knights

ジャンル:ローグライト,アクション(見下ろし),協力マルチプレイ(1~4)
リリース日:2023年7月18日
¥ 2,300 (最安 ¥ 1,840)

見下ろしタイプのローグライトアクション。
2人マルチでプレイした。

難易度は結構高め?
敵の攻撃予測が表示されてから実際にダメージが発生するまでの猶予が結構短かったりで、慣れない内はバンバンダメージ貰ってしまった。

エリアクリア時にMVPや最も敵を倒したで賞などが発表されるのはかなり面白い。
マイナス要素の連打しまくり賞などもあるのでちょっと恥ずかしい。

ステージクリア時の報酬や落ちている回復などを好きに分け合えるのも◎。
ビルドに合わせて譲り合おう。

ストアページではマルチ対応のHadesといった表現がされているけれど、個人的にはHadesとは全く違うように感じたかな。

マルチで遊ぶローグライトアクションとして中々に良い作品だと思った。

Rabbit and Steel (Demo)

ジャンル:ローグライト,アクション(横視点),弾幕,協力マルチプレイ(1~4)
リリース日:2024年予定
Demo版公開中

MMOレイドバトルチックな弾幕系ローグライトアクション。
リリースを待っていたけど機会があったので2人マルチで1プレイだけした。

1プレイだけなので言えることは少ないが、想像以上に"ヤバい"ゲームっぽくてリリースが楽しみ。

5月の前半にリリース予定。買うぞ!!!!!!!!!!

Dream Tactics

ジャンル:SRPG,デッキ構築
リリース日:2024年4月16日
¥ 2,000 (最安 ¥ 1,800)

少し懐かしい雰囲気を感じさせるグラフィックのデッキ構築SRPG。
ドット絵がかわいい。

ゲーム内容としては、意外とガッツリSRPGが好きなユーザー向けだった。
取れる選択肢の少ない序盤の内から戦闘、戦闘、の連続なので、SRPGの戦闘が好きな人でなければ面白くなってくる前にダレてしまうかもしれない。
特定のユーザー層に的を絞ったゲームシステムは割と好きだけれど、個人的には序盤からもう少しワクワク感と爽快感がほしかったかな、と思う。
(僕が好んでプレイするゲームのバランスに引っ張られているかもしれない)
キャラクターごとに性能面での個性がしっかり分かれていたのは高評価。

このゲームの良い点として、HELP機能の親切さが挙げられる。
HELPボタンを押すと、その時画面に表示されているありとあらゆる用語/アイコンの解説テキストを読むことが出来る。
この機能が他のゲームと比べて非常に親切で少し感動した。
特に最近は用語が分かりづらいゲームを多くプレイしていたので……。

Rusty's Retirement

ジャンル:放置,農業シミュレーション,自動化
リリース日:2024年4月26日
¥ 750 (最安 ¥ 675)

モニターの下部だけを使って遊べる放置系農業シミュレーション。

農地に種をやる→水まき→収穫→バイオ燃料に変換
という流れを効率化させていくゲーム。

水やりロボット、収穫ロボット、農地などの配置で効率が変わってくるためタイル管理要素があるが、割と適当でもいい。
時間が全てを解決する。

リソースには部品とバイオ燃料がある。
部品は農作物の収穫時に手に入り、種や建物の購入に使用する。
バイオ燃料は3種の農作物を消費して生成し、ロボットの充電や建物の建設に使用するほか、余った分は1つあたり10個の部品に変換することも可能。

"ある条件"を満たすことで次のマップがアンロックされる。
「川から水が汲める」「砂漠は農作物が枯れる」など、マップごとにギミックがあるが、特に転生特典はなく新しいマップでまた1からやり直すだけという感じ。

早い段階でリソースに余裕が出来てくるゆるめなゲームという印象。
他の放置系と比べるとやりこみ要素は薄いが、画面端に表示してたまに手動で操作する、日常的なゲームとしてはこれで良いのかもしれない。
まったりしたい人におすすめ。
ゲーム性はぜんぜん違うけれど、要素としてはどうぶつの森とかに近いのかもしれない(ほんまか?)。

久しぶりに放置系を遊ぶと楽しいね。

総力戦 S64「屋内戦・ペロロジラ」

うわぁ作動しちゃいました!

ジャンル:学園×青春×物語RPG
開催期間:2024年4月3日(水) ~ 4月11日(木)
¥ 0 (リソースを切らずに済んだため)

久しぶりのペロロジラでかなり満足度が高かったので書いておく。

ペロロジラはブルアカを始めたばかりの一番モチベーションが高かった頃にタイムを縮める為に動きを模索する楽しさを教えてくれた思い入れのあるボスでかなり好き。
当時の動画を見るとEXスキルをLv5にする素材が足りなくて4コストのハルナを使ったりしていてなかなか面白い。

今回はサークルメンバーが調整したTLをそのまま使わせてもらったが、僕の思想的に最良と言えるコンセプトのTLで、その中でも最適に近い動きが出来たということと、水着コハルとイブキを固有3まで回ったことがしっかり役に立ったという点で非常に満足度が高かった。
イブキは固有3の恩恵がほとんど無いが、スコアを載せた回がそれほど上振れていたわけでなくダメージがギリギリだったので、固有武器のLvが低いとミリ足りていなかった可能性がなくはない。結構危なかったと思う。

今回の満足ポイントはもう一つあって、S60クロカゲよりも高い順位が取れたということ。
これまでの総力戦で最も順位が高かったのがS60クロカゲで、TEVIのリリースと被ってしまったせいで雑に流していたら37位という結果で、なんか滅茶苦茶に気持ち悪かった。
なので、今回人のTLながらもちゃんとプレイして更新出来たのはとてもよかった。

おわりに

今月のベストは世界滅亡共有幻想マミヤ。
最近まで全く知らなかったゲームだけれど、世の中にはまだまだ僕の知らない素晴らしいビジュアルノベルが沢山あるんだな、と思わされた。

あと今この記事を見返したら序盤で力尽きている感じがしてややウケた。

来月やりたいゲームが既に沢山あるけど全部やれるかな。
多分無理。
助けて~。
おわり。

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