女王様である私の、人としての考え

多くのマゾと真剣にかかわってきた私は、M男自身の女王様へのイメージと私自身の考えの違いを感じる事が多いです。

本記事では女王様という顔を持つ私自身の考えについて書きます。

ミストレスは私の性癖から生まれた自然発生的な一面です。

そして、それはオリジナルな存在です。

他者からの勝手な判断で私は成り立っておらず、私は、私自身の考えから成り立ち、自身の思考によって磨かれた存在です。

マゾそれぞれの女王様像・女性像があるように、自身で他人を勝手に判断し、決めつけてしまう事が普通かもしれません。

その勝手な判断を、「理解」に代えてほしいという願いを込めて本記事を執筆します。

抽象的な内容で且つ、文章校正をせずただありのままに書く駄文になりますが、飾らず生み出した言葉としてお読みください。

◆私が大事にしていること

始めに、どのような思想であなたは生きているでしょうか?

どのような情報の中であなたは生きているでしょうか?

私は、人間の命についての思想を大事にしています。

情報は過去も含めて自身の脳が記憶するから存在しているに過ぎない。
情報の中ではなく、情報を利用して生きています。

脳が過去を記憶しているだけで、過去は現在、誰の目の前にも存在しない。というのが私の考え方です。

過去に囚われず、前向きに生きている事こそが人生を豊かにすると思っています。

ポジティブシンキングという浅いイメージの言葉は言語化すると必ず深いものになると考えます。

ネガティブがなぜいけないのか、そもそもネガティブとは。と、まず自身の暗い部分に焦点を当て、その結果ポジティブに向かって明るく生きていく術を覚えました。過去に囚われず、未来に向かって生きていくことを念頭に日々過ごしています。

端折りますが、私は与える事こそが生き甲斐である事に10代後半から気付いています。

人間の命についての考えも大事にしているので簡単に例えます。

「蝉の命や蛍の命を見て、儚さを感じたことはありますか?」

その儚さを人間に対して感じて生きているのが私です。

人間の寿命と比較すると昆虫などは寿命が短いのは明らかですが、人間の寿命はざっと80年程度、延命こそできるものの限界はあります。

ましてや、身体的・精神的に健康な期間は寿命で考えなくとも短いのは明白です。

ただ、生きるより、限られた時間の中を楽しみたい。そのために苦労もするし、努力もする。私は、全ては楽しむための逆算で生きています。

そして、自身の性癖がミストレスとしてマゾに対しての興味がかなり強いという事から、出会うマゾとのご縁を感じ、美しい存在だと感じます。

自分自身を偽り演じて生きるより、生命を受け生まれてきたのであれば、限られた時間の中で自身を偽らず、自身を曝け出し、趣味嗜好もハッキリし、興味のある事や生き甲斐を見つけ楽しむことに向かっていく。

心の底から楽しみたいと思うからこそ、自分好みのマゾを育て、支配し、自身の性癖を満たそうとしている。ただそれだけです。

刹那的な非生産的な関係性ではなく、互いに社会で生き、戦っていく者同士として自分の根幹にある性癖という部分を満たし合い、互いに人生の向上をしませんか。という願いをもって、関わりたいと常日頃考えています。

◆女王様も1人の女

最初に、私がなぜ今までマゾを利用せずただマゾとして扱い、社会的な事から離れた関係を求めているかについて書きます。

私自身は、男の社会についてリスペクトがあります。
自己研鑽を日々求められ、男は~~であるべき。男は金だ。男は地位だ。男は権力だ。という社会的洗脳を潜在的に受け入れていて脳が自身を追い込み、身体と心を酷使する。

何よりも、男社会に等しくある競争社会という社会的考え方をベースに生きている事で起こるそのストレスは、女のストレスとはまた違ったものであって過酷な環境です。

女が今より更に社会進出する世の中であれば、女の自殺率は増加する。とも思っています。女の方がストレスに弱い生き物で、男の方がストレスに強い生き物として生命体としての差を感じています。だからこそ各々に役割があると強く思っています。

余談ですが、男が稼いだお金で私の物質的な欲を満たすという事は、男が頑張って得た物のおこぼれを頂戴する。という事に等しいからです。

私は、サディスト・ドミナント・ミストレスとしての誇りを失うぐらいならば、素直に愛する人を見つけ子育てに励んでいます。

何度も言いますが、私は今、この瞬間を楽しむために苦しんだり、面倒くさいことをして自身の欲求を満たす為に一生懸命に生きている女であり、女王様という肩書きを持つことで欲求を満たしたいという素直さを持ちます。

自身の性癖を満たす行為に対して誰よりも忠実な人間です。


◆マゾに対して思う事

私がマゾを飼うスタンスは「あなたの性癖を受け入れ、楽しみます。」という事が大前提です。

そこには、社会的に重視される「お金・地位・権力」はそこに全く必要になりません。

マゾは「理解者が欲しい」という悩みを根底に持ちます。しかし、理解者が必要であることに気付かず、性欲で蓋をして自身のマゾ性と向き合っていない。自身がマゾという存在に対して肯定的でない、自身が他者へマゾである事をうまく表現できていない。と感じる事があります。

つまり、マゾの多くはネガティブです。マゾという生き物はどこか後ろめたさを背負って生きているように感じます。

女に求める母性や性的魅力ではなく、自身の本来の性癖を満たしたいという欲求をもつものは「理解者」に飢えています。

サドもマゾもふとした経験が強烈に記憶に残り、脳がその刺激を求め、それ以外の事では脳が反応しない(興奮しない)。それがサドとマゾを生み出す理由だと考えます。

脳の何処かで~~じゃないと自分は興奮しない。と思い込みが強く、人間の遺伝子レベルの子孫繁栄という考えから離れ、性的嗜好という名の、特殊性癖を持ってしまった障碍者であると。

私自身も自身の性癖が、自分の求めるものでないと感じなくなった障碍者であると思っています。脳の欠陥ではなく、正常ではなく異常である。という考えです。

それが変態。という事であり、変態が派生して文化になったのがSMです。

そして、その変態という事実を現実逃避や心の闇の部分から生み出してしまった暗い部分だと思っている人が多くいます。

それは、風俗店舗やSM女王様の一般的イメージ。病んでいる人が多いという事実からでしょうか。

私は闇を持つ人間と関わりたいと思いません。相性が悪いからです。

自身が闇を抱えてると闇を持つ人と関わる方が相性はよくなり

光を求めて生きていると光を持つ人と関わる方が相性はよくなる。

これはオカルトでもスピリチュアルでもなく、「良い人間は良い人間と出会う。」という自然発生的なご縁だと思います。

◆最後に

この記事を読まれた読者の中で変態であるという自覚があるならば、今一度自身と向き合って下さい。

単純な気付きではなく、自分自身を理解してあげる事こそが大切です。

そして、私と関わりたいのであれば、日常と向き合って下さい。

一生懸命頑張って、何か人生を豊かにした。そんなマゾが快楽に負けてしまう。という事実。このギャップが大きいほど興奮します。

貴方自身の男としての成長が、私が調教するときの興奮材料になるからです。

社会的地位などは関係ありません。いつも前向きに生きている人間の後ろめたいマゾという性癖を逆手に取り、インモラルな空間を創り上げる事が私の趣味です。

貴方の頑張りは簡単に返ってきます。見返りは必ずあります。

疎かにしている部分と向き合って下さい。

悩み・苦しみ生きている時間は勿体ないです。

自身と向き合って最高の人生を送ってください。

癌は自身の細胞が変異して生み出す難病であるように、心も自身のネガティブに影響を受け気付いたころには遅く、大きな病になります。

向上心・楽しみたい。というシンプルな欲求こそが我々変態にとっての近道であり、人間としての豊かさを得る最短距離だと思っています。

この記事を通して伝えたい事は

せっかく生まれてきたんだから、とことん人生を楽しむために自分自身と向き合ってポジティブに生きてほしい。という事だけです。

思想を語る事で箔を付けるつもりもなく

私もただ、これを読んでる貴方に私自身を理解してほしい

理解者を求める人間の1人です。



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