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220:🥨mmillusion0202-0203, 0208

錯覚のような感覚から身体と意識とユーザ・インターフェイスを考えるためのメモ

身体とコンピュータが抱えているn次元の情報を二次元のディスプレイで錯覚を介して,意識においてさまざまな情報が共有されて立ち現れる現象的空間内で質量込みでシンクロさせる試み

0202

  • お風呂に入っているときに,とても疲れていたのか,ぼーっとしていたら,意識の断面は目の少し後ろあたりにあるけど,意識な二次元だけではなくて,目の前に広がっている空間と事物を含んでいると感じた.

    • 私にとっては断面の二次元的な意識が強いので,三次元的空間とそこにある種々の事物は断面からの投影という感じである.

      • 断面と空間とは次元が違うということで断絶あるということではなくて,スムーズにつながっているというのでもなく,ただ同時にある感じがする.

0203

  • フリック入力はとても平面的な感じがする.ハードウェアキーボードではできない体験だからであろうか.

    • フリック入力は押しているという感覚が希薄だからかも知れない.何度か同じキーを押している時も,叩いているという感じ.叩いているというよりは,選択しているという感じ.

      • フリック入力だけで長めのテキストを書いてみようかな? 予測についてのテキストをフリック入力だけで書いてみる?

        • フリック入力は予測される言葉を選んでいく感じが強いかも知れない.ひとりで考えるのではなく,予測と共に考えるという感じがある.

          • フリック入力のリズムで書けるテキストがあると思うし,それは予測とともに平面的な感じで世界を捉えるための訓練になるかも知れない.

  • ガッテンでやっていた見ていた風景を画像加工で作成していたのが興味深かった.目の症状によって見ている風景が異なるということが鮮明に出ていた.ハードウェアの異常がそのまま異常につながるシーン.普段はちがいはあるけど,見えているものはほとんど同じというのも,改めてすごいと感じた.

0208

  • 情報を重ね合わせていくことで生まれるあらたな認識を考える

    • あたらしい情報を手に入れつつ,古い情報も強固に関連を持ち続けると,認識は混線するのかもしれない

(1)ある対象物に関連する情報の最大量は有限である[ 72]。 (2)いかなる対象物に関しても、常に新たに関連する情報を得ることができる。  この二つの事実はきわめて基本的な前提条件なので、「公準」と呼ぶことにする。ところがこれらは、一見矛盾しているように思われる。情報が有限でありながら、必ず新たな情報を得られるとは、いったいどういうことなのか。しかし、この矛盾は単なる見せかけだ。なぜならこれらの公準は、「関連する」情報について述べているからだ。関連する情報とは、その対象物の将来の振る舞いを[[予測]]するうえで価値がある情報のことだ。新しい情報が手に入ると、古い情報の一部は「関連がなくなる」。つまり、その対象物の将来の振る舞いについて語れることに影響しなくなるのだ[ 73]。

カルロ・ロヴェッリ『世界は「関係」でできている』

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