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#向こう側

126:行方知らずになっていく「穴」

内田ユイ|TYM344「ART FOLDA 00 スキップ・トレーサー」で、内田さんの「穴」が描かれていた…

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4年前
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125:すべてはXY座標の平面に還元される体験であるようだけれど…

私たちが写真をみるとき、写真の奥行きが世界の奥行きに重なり合い、写真の平面性が奥行きのな…

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4年前
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124:向こう側」を感じさせるような一つのサーフェイスとして,世界を一度遮断する

現在,写真研究会での発表のために「写真」について考えているけれど,私はどうしてもデスクト…

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4年前
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123:「GUI体験」としてあたらしく書いた部分

昨日の段階で,発表の流れは以下のようになっていた. 写真の「向こう側」を考える ・重なり…

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4年前
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122:「パラドクス」を明示する表象

研究会の発表のためのテキストを書きはじめて,note に書いたものをまとめて,最初の流れは以…

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4年前
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120:整理で空いた空間が考えを圧迫してきて,頭をボーッとさせてくる

30日連続でnoteを書くと,頭のなかが空っぽになるような気がする.発表と連載のテキストの準備…

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4年前
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111:「石」のオブジェクトを操作しているときの「重さのなさ」

前回に引き続き,この動画について考えてみたい.LEDウォールで撮影対象を取り囲んでしまい,撮影環境を表示する.そのとき,LEDウォールは映像表示装置であり,照明となっている.単に映像を合成するのではなく,映像を照明として使っているのが,リアプロジェクションなどの映像を用いた合成とは異なるところであろう.床以外の面を映像で囲まれた環境で撮影を行っているのであるから,そもそも映像合成とは異なるものなのだろう.人やバイク,砂は映像の光をリアルタイムに反射するオブジェクトとして置かれ

110:「水平−垂直|下-上」という二つの軸の交差

小鷹研理の《ボディジェクト指向 #1 》は水平に置かれたディスプレイに対して,垂直に鏡が置か…

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4年前
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109:触れる対象がない「奇妙な触覚」

私たちが使用しているグラフィカル・ユーザ・インターフェイス(GUI)はイメージに対する「操…

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4年前

108:写真の「向こう側」を考える

カメラのシャッターを押して出来上がる写真には,もともと「触覚」はなく「視覚」のみがあった…

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4年前
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106:「像物体」「像客体」「像主題」でもない「黒い線」を見る

Maki Fine Arts で開催されていた池田衆さんの個展「Object and Image」で展示されていた作…

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4年前
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105:与えられた二次元画像を,二次元の形として知覚する

私たちは,三次元の世界に生きており,いつでも,目の前にある世界や物体を三次元のものとして…

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4年前

104:「気配」「⚪︎⚪︎感」といった確固とした存在

永田はJoe Hamiltonの作品の分析の前に,無時間的なデジタル画像と「制作」という時間の痕跡を…

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4年前
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103:触覚を無理矢理にでも視覚から締め出す

noteをはじめたばかりに書いた記事で次のように書いていた. ウィンドウの体験の蓄積から出てきた遠近法ではない平面の捉え方があって,その一つ,基準として一つののっぺりとした平面=サーフェイスがあって,とその奥と手前に分割されるということがあるのではないだろうか.そこでは空間は連続していない.平面の重なりとその動きによって,はじめて「空間」が生じると言った方がいいのかもしれない.映像がある形に区切られた瞬間,映像がのっぺりとした平面になって,連続した空間が消失するけれども,重