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2020年2月の記事一覧

153:情報をかき混ぜた別の2D情報平面

写真は3Dを2Dに落とし込んだものとして考えられてきた.今目の前にあるものを一枚の平面で表示…

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4年前
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152:インターフェイス研究とメディアアート研究のあいだ

インターフェイス研究とメディアアート研究のあいだを彷徨っている. メディアアート研究➡️…

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4年前
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151:「ページをめくる」といえば…

「ページをめくる」といえば,伊東友子・時里充《めくる映像_実験01》2017をすぐに思い出す.…

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4年前

150:ページをめくる行為の中で見る

Lucas Lucas Blalock - Windows Mirrors Tabletops の『Windows Mirrors Tabletops』の紹介動…

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4年前
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149:そこにはフラットな平面しかない

ルーカス・ブレイロックの写真集「WINDOWS MIRRORS TABLETOPS」にあるPhotoshopで加工された写…

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4年前
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148:「景色」と呼ばれるような遠くの平面的な「イメージ」

遠くを見ていると,どこからかは明確にわからないけれど,立体的にモノを見ることができずに,…

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4年前
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147:「物」が「出来事」でしかないという視点

実際さらに細かく見ていくと,いかにも「物」らしい対象でも,長く続く「出来事」でしかない.もっとも硬い石は,化学や物理学や鉱物学や地理学や心理学の知見によると,じつは量子場の複雑な振動であり,複数の力の一瞬の相互作用であり,崩れて再び砂に戻るまでのごく短い間に限って形と平衡を保つことができる過程であり,惑星上の元素同士の相互作用の歴史のごく短い一幕であり,新石器時代の人類の痕跡であり,横町のわんぱくギャング団が使う武器であり,時間に関する本に載っている一つの例であり,ある存在論

146:ディスプレイという平面で目の前の空間を「輪切り」にしている感じ

iPad Pro 12インチのカメラアプリで撮影しようとすると,ディスプレイいっぱいに向こう側の景…

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4年前
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145:手の先のモノとそこまでの空間がなくなる?

目の前の空間を見て,そこに手を伸ばしても,手の先にあるモノに触れることはできない.目の前…

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4年前
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144:《景体》はヒトの認識に圧力をかける

「景色」をひとつのサーフェイスだと考える.景色のサーフェイスは,モノの集合体のバルクに…

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4年前

143:久しぶりに写真に触れてみた

久しぶりに写真に触れてみた.写真はどこを触れても動かなかった.写真は指の動きに追従しない…

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4年前
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142:「広大で大部分からっぽの空間」のコピー

空をわれわれは,重力のはたらく向きとは反対方向に広がる,広大で大部分からっぽの空間と特徴…

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4年前

141:空がコピーできた!

今日は,以前書いていた城一裕さんの論考の修正をしていたので,なかなかnoteを書けないでいた…

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4年前
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140:物体の集積に付与したあらたな架空のサーフェイスを物体に接合する

連載第1回サーフェイスから透かし見る👓👀🤳「サーフェイスからバルクとしての空間を透かし見る」からの引用 ───引用はじまり─── モノにはサーフェイスに囲われた内部がある.『表面と界面の不思議』には次のように書いてあった. 一般に物質は表面という変幻自在の“仮面”の層をつけているといってよい.工業プロセスではその仮面の的確な把握が重要である.むしろごく薄い表面の性質が内部の物質本来の性質より重要になる場合が多い. 丸井智敬・井上雅雄・村田逞詮・桜田司『表面と界面の不思