バナナの話
バナナのナナチはバナナナチ
スーパーでバナナが4本98円だといつも買ってしまいます。みんなが大好きな果物です。
バナナに限った話ではありませんが、私たちが普段好んで食べる果物の中には、種がないものがありますよね。バナナの他にもみかんなどがそれにあたるでしょうか。種がないほうが食べやすいですから、種のない果物の人気が高いのは自然なことでしょう。
しかしここで一つの疑問が浮かびます。それは、バナナは種なしで一体どのように子孫を残しているのだろう、ということです。当然のことながら、たいていの植物は果実の中にある種によって繁殖するものですから、種がなければそれができないように思えるでしょう。人間の傲慢な品種改良によってバナナは子孫を残せなくなってしまった!バナナがかわいそう!なんて考える人も中にはいるでしょうか。
実はバナナは、種がなくても子孫が残せます。どうやら、茎から生えてくる新芽を選んで育てることで、果実が収穫できるほどまで育つそうです。種がなくても子孫が残せる、なんとたくましい植物ではないか!
もし人間もバナナのように種なしで子孫を残すことができたら、世の中の男女問題などに解決の糸口が見えることもあるのでしょうか。種なしでも子孫を残せるバナナのように、我々人間も持って生まれた能力を受け入れ、たくましく生きていきたいものですね。
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